ヘビメタ的様式美 vs. Foo Fighters的直球ロック|企業クライアント戦略|ブログ|Computerworld

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企業クライアント戦略

ヘビメタ的様式美 vs. Foo Fighters的直球ロック

Posted by 小池浩之 ( 2011年11月08日 )

▲東日本大震災の影響で閉鎖していたつくばオフィスが無事再開しました

みなさん、こんにちは。二カ月ぶりのテニスで汗を流し、ようやく普段のペースを取り戻しつつある小池です。やっぱり週末はきちんと体を動かし、アタマをリセットしないとダメですね。

いきなりですが、音楽の話です。私は高校時代からハードロック好きで、当時(30数年前)巷に増えてきたレンタルレコード(CDじゃありません)屋さんに学校帰りに立ち寄っては色んなレコードを借りてきて聴き漁ったものでした。

ここ数年、当時流行っていたバンドの人気が再燃しているようですが、ヘビメタ系バンドの、ある意味大仰とも言えるバラードは当時も今も多くの日本人に好まれているようですよね。クラシカルなピアノの調べで静かに始まり、徐々に盛り上がったところで泣きのギターソロというお約束な曲は、どうやら日本人の心を捉えるようです。

思うに日本人は様式美に惹かれる傾向があるように感じるのですが、いかがでしょう?単純明快な物より細部まで作り込まれた造作物、単純に大きくてパワフルな工具より多機能かつ精細なツールなどなど。こういう特質が産み出した日本の伝統工芸品や日本企業ならではの工業製品は、数え上げるとキリがないでしょう。

このようなこだわりや技術力は、日本の誇るべき文化であることに間違いはないと思います。しかし一方で、「もっとシンプルに考えてもよいのでは?」と思うこともあります。仕事の中で、システム設計などに携わる技術者の方々とお話しする機会も多いのですが、時として難しく考え過ぎてしまう傾向にある人もいらっしゃるように思うのです。

例えば、何年も前から「冷蔵庫にセンサーをつけ、庫内の在庫物の残量を確認し、少なくなったら契約している近所のスーパーに自動的に発注する」なんてシステムの構想を耳にしています。そのためには家電製品すべてをネットワークに接続しなければならない。だからIPアドレスが枯渇して…なんてことも言われてきました。でも、ホントにそういうシステムって必要なんでしょうか?

日々料理をしている人なら、冷蔵庫の中なんて高い確率で残量や賞味期限を把握してると思います。また、冷蔵庫のドアを開ければ視覚的に残量を捉えることもそう難しいものではないですから、大袈裟なシステムを導入してまで管理し、自動的に追加注文するシステムを本当に必要とする人がどれ程いるかは疑問です。それでもこういうシステムを考えてしまうのは、「きっとヘビメタのバラードのような様式美をそこに見出すことができるからではないか?」なんてことを考えてしまいます。

そんなに大袈裟に考えなくても、単純だけど人々の暮らしを快適にすることのできるシステムは、まだまだあるんじゃないかと思います。

例えば、「浴室のシャンプーやコンディショナーの残量を検出し、数日でなくなるから買いに行くように促してくれる仕組みがあれば自宅に導入するのに…」なんて考えたのは、実際にシャンプーがなくて困ったからではありません。実は今回のネタ、風呂場でシャンプーが切れてて困った時に思いついたんですけどね。(爆)

このところ、Foo Fightersのようなストレートで気持ちよい音楽を好んで聴いているのは、このあたりの心境の変化にあるのかもしれません。さて、皆さんはどういう構成の音楽がお好きですか?

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