試験に出る Sysinternals
70年代の洋楽ロックファンならEaglesの名前で憶えているであろうアーティスト、Don Henleyの1989年のヒット曲『The end of the innocence』は何かの終わりを意識させる重厚な楽曲です。卒業、プロジェクトの終了、ネット用語でいうところの「オワタ」という瞬間…いろいろな終わりがありますが、どの「終わり」にもぴったりな曲ですので、「終わり」を感じる瞬間がやってきたら、ぜひ一度聞いてみてください。
私にとっての最近の「終わり」の出来事には、連載「Sysinternalsを使い倒せ」の終了があります。これまで連載では、IT管理者のお役立ちツールの紹介という位置づけでやってきましたが、IT管理者向けではないのだけど、一部のファンには大ウケのツールというのもたくさんあります。そこで今回は「Sysinternals検定」というのがあったら、絶対に出題されるであろう、オモシロSysinternalsツールをご紹介します。管理者お役立ちとは限らないので、あらかじめご承知おきを。
■ZoomIt([URL]http://technet.microsoft.com/ja-jp/sysinternals/bb897434)
PCを使ったプレゼンテーションを行う人のマストアイテム、「ZoomIt」はPC画面を拡大するためのツールです。ZoomItを実行するとタスクトレイに常駐し、「Ctrl」+「1」キーを押すとマウスがポイントしてある場所の周辺画面をキャプチャして、拡大表示します。画面の説明をするときにとても役立ちます。筆者もこれがなくては生きられません(笑)
ZoomItはプレゼンテーション用のツールとして作られているので、「Ctrl」+「3」キーを押すと、カウントダウンタイマーが表示され、次のプレゼンまでの待ち時間を表示してくれます。だけど、こんなのが表示されたら、休み時間も休まらないですね。
■BlueScreen Screen Saver([URL]http://technet.microsoft.com/ja-jp/sysinternals/bb897558)
古くからWindowsを使っている方なら一度は目にしたことがあるブルースクリーン。このブルースクリーン画面を表示するスクリーンセーバーが、Sysinternalsで提供されています。利用目的がよくわかりませんが、Sysinternalsサイトの説明には「BlueScreenを使用して、友達を驚かせ、敵を脅かしましょう」と書いてあります。ツッコミどころ満載のツールですね。
■BgInfo([URL]http://technet.microsoft.com/ja-jp/sysinternals/bb897557)
「BgInfo」はデスクトップ画面にコンピュータの情報を表示するツールです。コンピュータ名やIPアドレスはもちろん、参加しているドメイン名やプロセッサ情報まで表示されます。多くのサーバを扱っていると、自分がどのコンピュータを操作しているか、わからなくなることがありますが、これなら一目瞭然ですね。表示項目をカスタマイズしたり、フォントサイズを変えられる点もGood!です。
■Autologon([URL]http://technet.microsoft.com/ja-jp/sysinternals/bb963905)
ログオン画面に入力するユーザー名とパスワードをあらかじめ指定しておき、ログオンを自動的に行うツールです。面倒だからログオン画面が出ないようにしてほしいという、ものぐさな人(不届き者?)に喜ばれるツールです。
■RootkitRevealer([URL]http://technet.microsoft.com/ja-jp/sysinternals/bb897445)
最後ぐらいは真面目なツールを。Sysinternalsサイトのダウンロードランキング・トップ10に毎回登場する人気ツール「RootkitRevealer」は、ルートキットの検出を行うツールです。ルートキットには、単純にEXEファイルを置き換えるようなタイプだけでなく、APIコールを書き換える、いわゆる「DLLインジェクション」と呼ばれるタイプなど、さまざまな手口が存在しますが、RootkitRevealerはさまざまなタイプに対応したルートキット検出ツールです。使い方は簡単で、ダブルクリックでRootkitRevealerを実行したら「Scan」ボタンをクリックするだけ。あとは勝手に見つけてくれます。
RootkitRevealerは検出するだけのツールですから、発見したらそのときの情報を元に、検索エンジンなどで削除方法や対処方法を調べてくださいね。
その他のツールは以下のWebサイトで!
■Windows Sysinternals TechCenter
[URL]http://technet.microsoft.com/ja-jp/sysinternals/