フリーエージェント宣言!
真夏を思せるリズムが炸裂するGloria Estefanの名曲(と私が勝手に思っている)『I just wanna be happy』。ストーブをガンガンに炊いて冬でも真夏のような日々を過ごしたい方にお勧めです。
プロ野球ではストーブリーグも終わり、そろそろキャンプ入りのシーズンに入るころですが、ストーブリーグに欠かせないのがフリーエージェント。フリーエージェントを宣言して移籍をしたり、残留したり、と新聞をにぎわす派手な光景が見受けられますが、フリーエージェントという言葉は野球選手のためだけにあるものではありません。
ダニエル・ピンクの著書『フリーエージェント社会の到来』では、個人事業主またはミニ企業(従業員が5人以下のような会社)として働く人々(こうした人たちを著者は“フリーエージェント”と呼んでいます)のワークスタイルを紹介しています。フリーエージェントとなった人は、大きな会社で働く人とは異なるワークスタイルを展開しており、その実例を紹介しています。
■実例1:スターバックスがコミュニティ!?
自宅を職場にしているフリーエージェントの人は、職場の同僚との会話がありません。その代わりとしての役割を果たしているのが、スターバックスのような場所だと紹介しています。スターバックスでは、くだらない会話だけをするために行くのではなく、そこが打ち合わせ場所になったり、ブレインストーミングの場所として使われたりします。
■実例2:休みたい日が休日
とある喫茶店で、ある方がフリーエージェントの人に対して、こんな質問をしていました。
「お休みは何曜日ですか?」
フリーエージェントの方がこの質問に答えるのは難しいと思います。なぜなら、決まったお休みはないからです。決まった休日がなければ、決まった勤務時間もありません。会社に勤めていれば、仕事が終わらないからと言って休日出勤することもありますが、ビルのセキュリティとか、残業代が払えないからとか、色々な理由で制限されることがあります。しかし、フリーエージェントには当然、そのような制限はありません。仕事をしなければならないと思えば、休日だって、深夜だって、普通に仕事をするのです。だって、休日という概念がないのですから。
■実例3:退職後の新しいステージ
フリーエージェントは若い人だけのものではなく、定年退職によって企業での勤めを終えた方が新しいライフステージとして、フリーエージェントを選択するケースを紹介しています。私も定年退職後の生活を考えることがありますが、「定年後にやりたいことってなんだろう」と自分自身に問うと、やっぱりビジネスだったりします。しかし、定年退職後のフリーエージェントを実現するためには、今ほど体が動かない年齢になってからでもスムーズに仕事ができるような環境が重要となります。
以上、3つの例をあげましたが、いずれのワークスタイルにも共通することは、いつでも、どこでも仕事ができるようなテクノロジーの存在です。この書籍が出版された2002年当時には難しかったことも、今ではだいぶ整備されてきた感があります。実際のところ、上記のワークスタイルを実現するためにITで何をすればよいか? このブログの読者であれば、すぐに頭に浮かびますよね。
必ずしもすべての人がフリーエージェント宣言することが良いこととは思いませんが、少なくともフリーエージェント宣言した人にはITの恩恵によって、そのワークスタイルを実現してほしい、このように思うのです。
次回は、これらのワークスタイルを実現するためにITでできることについて、Windows Serverのブログらしく語ってみたいと思います。