冴子先生に会えた~Microsoft Office 2010セミナー~
●Microsoft Office 2010の評価
5月15日(土)、マイクロソフト主催のMicrosoft Office 2010無料セミナーに参加したので簡単に報告したい。
最初は「Club Microsoft」から、ベータテスターの評価が紹介された。全ベータテスター中、89%が「製品に満足している」、80%が「他の人に勧めたい」と高く評価されている。中でもPowerPointとOneNoteの評価が高いという。冴子先生もPowerPointを一番に挙げていた。詳細はブログ後半で紹介する。Office 2010以外の話もふんだんに聞いてきたので、ぜひ読んでいただきたい(サービスカットつき)。
PowerPoint 2010では、DirectX 9.0を使ってスライドショーやアニメーションを表示するため、従来よりもスムーズな再生ができる。その結果、派手な画面切り替えも追加された。あまり派手な切り替えを多用するとプレゼンテーションの品位を落とすが、ワンポイントで使うのであれば効果的だ。ネットブックのような低速なPCでも効果的なプレゼンテーションが期待できる。
またOffice 2010では、一般的なPCに加えて、インターネット環境と携帯電話のサポートが強化されている。Office 2010からはマイクロソフトのインターネットストレージサービスSkyDriveに直接保存できる上、複数のユーザーでの共同作業も可能である。また、Windows Mobile 6.5以降では基本的な操作ができるということだ。Webブラウザからの編集もサポートする。Internet Explorer 7.0以降に加え、FireFoxやSafariでも利用できるという(IE 6.0はサポート外)。
筆者がもっとも期待する機能は、[形式を選択して貼り付け]の強化だ。マイクロソフトによると、コピー&ペーストは、全クリックの20%を占めるという。そして、[貼り付け]直後の操作で最も多いのが[元に戻す]だそうだ。これは、貼り付けてもうまくいかないことを意味している。Office 2010では[形式を選択して貼り付け]で、複数の貼り付け形式をプレビュー画面付で選択できる。CPUパワーを消費しそうだが、きっと便利なはずだ。
●冴子先生登場
4月18日に「あの冴子先生が帰ってくる」というブログを書いた。そして、本イベントの特別ゲストが冴子先生(正確には「冴子先生2010」)である。
冴子先生2010は、初代冴子先生にあこがれてOfficeユーザーとなったという。まだまだ経験は浅いようだが、しっかりとデモを行なっていた。
最初のデモは、Excelのセル内にグラフを直接描画するスパークラインと、それをWordに貼り付け、印刷するという一連の作業だ。複雑な印刷設定が簡単に構成できるのは使いやすそうだった。
次にPowerPointが紹介された。PowerPoint 2010には、Microsoft Office Picture Managerと同様のインターフェースによる写真編集機能を持っているようで、明るさ調整やトリミングが簡単にできる。さらに「アート効果」と呼ばれる機能を使って、特殊効果を追加できる。背景の削除(透明化)や合成もできるので、プレゼンテーション用の写真編集に限定するなら他の写真編集ソフトは不要だろう。
完成したPPTはスライドショーをビデオとして保存できる。結婚式の二次会によくあるビデオなんかも、PowerPointだけでできる。従来、PowerPointは家庭向けにはほとんど使われていなかったが、これからは家庭用としてもお勧めする。
●Microsoft IME
Office付属のIMEも大きく変化した。従来は、名詞や動詞といった品詞と意味を考えて変換をしていたのが、今回から統計言語モデルが採用されている。これは単語の意味ではなく実際の利用頻度から変換を行なうものである。
意味を考慮しない「力わざ」なので、伝統的な仮名漢字変換研究者には抵抗があったようだが、現在は機械翻訳にも応用される実用的な方式として認識されている。
●Microsoft Answers
最後にMicrosoft Answersの紹介があった。Microsoft Answersは、モデレータ付の掲示板で、月間30万人が利用しているQ&Aサイトである。マイクロソフトではMicrosoft Answersの効用として以下の4点を挙げていた。
筆者はこれに加えて5つめのメリットを提示したい。それは「質問に答えることで、自分のスキルが向上する」ということだ。前回紹介した通り、技術習得には4つのステップがある。「理解する」「やってみる」「成果を得る」「人に教える」だ。人に教えることは必ず自分のためになるので、ぜひチャレンジして欲しい。
●冴子先生の名刺をもらった
以上がイベントの概要である。最後に、冴子先生から全員に名刺が手渡され解散となった。
●冴子先生にインタビューした
5月15日(土)のイベントは午後に2回行なわれた。筆者は2回目に参加したのだが、その直前に、冴子先生2010に対してグループインタビューを行なう機会を特別に得た。最後に、インタビュー内容の一部を紹介しよう。
Q: 今回のイベントでは日本全国を回る予定ですが、旅行はお好きですか?
A: はい。旅行は好きです。
Q: 特に楽しみにしている場所はありますか?
A: 北海道です。
即答でであった。こういうときは『ローマの休日』のアン王女が側近に促されたように「どの土地も、みなそれぞれに素晴らしく」と言った方がいいのではないだろうか。
Q: 北海道で楽しみにしていることはありますか?
A: 食べ物です。
Q: たとえば?
A: カニです。カニが好きなんです。
Q: ちょっと季節外れですね。
A: そうなんですよ。残念です。
なお「Office 2010いいね」と2010人に言われないとイベントは終わらないとか。誰も「いいね」と言わなければ冬までイベントが続くはずだが、筆者は大人なのでそういう突っ込みはしなかった。
Q: 嫌いな食べ物はありますか?
A: グリーンピースです。
Q: 子どもっぽいですね。
A: この間(イベントの)お弁当にグリーンピースが入っていて、よけて食べました。
Q: ますます子どもっぽいですね。話を変えましょう。動物は好きですか?
A: はい、好きです。
Q: 特に好きな動物はいますか?
A: イヌです。実家でイヌを飼っていたので。
Q: イルカはお好きですか?
A: え、カイル君のことですか? 仲良くしてもらってますよ。
こんな風に、筆者があんまりどうでもいいことばかり聞くので、他の人が真面目な質問をした。
Q: Office 2010でもっともお勧めの機能はなんですか?
A: PowerPointです。PowerPointの写真編集機能が一番のお勧めです。たとえば...
さすがは冴子先生。このあたりの説明は大変流暢だったが、詳細は省略する。
このあと写真タイム。冴子先生は、カメラのシャッター音に合わせて次々とポージングを行ない、まるでモデルのようだった(実際にモデルだろう、という突っ込みはしないでいただきたい)。レフ板を持ってくるのを忘れたので、目にキャッチライトが入っていない。冴子先生の魅力半減だがご容赦いただきたい。
なお、残念ながら事情により冴子先生とのツーショットはかなわなかったので、別々に掲載する。PowerPoint 2010の機能を使えば、写真合成も簡単にできるのだが今回はやめておこう。
当日、筆者は写真映りを考慮してわざわざ冴子先生カラーのシャツで出かけてみた
。このシャツは昨年のMicrosoft TechEd Japanのハンズオンラボに登壇したときの衣装である。かなり派手な色なので普段着ることはない。もしかしたら、今年のTechEdで着るかもしれないが、冴子先生がTechEdに参加することはないだろう。残念である。
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