とりあえずリセット!
みなさん、こんにちは。先週末も朝から4時間、テニスでお腹を空かせてきた小池です。
前回の書き込みをアップした翌日、帰宅した途端に妻から「電話がかけられない。よそからウチの050番号に電話してもかからないって!何とかして!」とのクレームを受けました。「俺はIT管理者か!?」と思う気持ちを抑えつつ、ルータやらVDSL装置やらを設置してる場所(タンスの上)を見ると、VoIPアダプタのLEDが正しく点灯してない。という事で、まずはすべてのハコの電源を切って、後は順番に電源を入れて行ったらアッサリ解決しました。まるで技術的ではない解決方法ですが、PCや周辺装置がトラブった時に、「まずリセット」ってのは悲しいくらい有効な手段だったりします。
ただ、目の前にモノがあれば話は早いのですが、出張先から自宅のPCにアクセスしてて急に反応しなくなったりすると、そうはいきません。海外出張に出かける際には、たいてい自宅PCの電源は常時ON、ディスプレイだけOFFにしておくのですが、必要な時に限ってハングアップしててリモート接続できなかったりするんですよね。時差の関係もあってウチに電話して家人にリセットを頼む事もできず…「そういえばあのファイルどこだっけ?あ!自宅PCの中だ…」なんて事態が、出張のときに限って起きるのは私だけでしょうか?
こんな時のために、私は「インテルvProテクノロジー」搭載システムを自分のメインマシンとして使っています。vProシステムを利用すれば、たとえOSがハングしていても、チップセット内蔵のME(Management Engine)にネットワーク経由で指示をすることで、強制的にシステムの電源ON/OFFやリセットが可能になります。
ただし、ここで少しだけ工夫が必要になります。通常、自宅のPCはルータ経由でインターネット接続してますので、グローバルIPアドレスは持たず、ルータの1:nのNAT変換を経てローカルIPアドレスを割り当てられている状態です。ということで、普通の状態では外部からインターネット越しに自分のPCに接続することはできません。
そこで私はvProで使用する管理ポート(16992)をルータ上でメインマシンのIPアドレスにポートフォワーディングし、さらにDynDNSのフリーのダイナミックDNSサービスを利用しています。これにより、自宅ルータに割り当てられたIPアドレスが変わっても、”http://<DynDNS上で取得したドメイン名>:16992”で自宅マシンにアクセスし、vPro/AMTのウェブUIを使って自分のPCを強制的にリセットすることが可能になるのです。なお、vPro/AMTの基本機能や設定方法の詳細については、現在Computerworld.jpで連載中の「SEのためのvPro活用ガイド第3回 実践!! iAMTのプロビジョニング」を参考にして下さい。
OSさえ正常に稼働していれば、PCをインターネット経由でリモートコントロールする仕組みは色々あります(私もLogMeInをはじめ、色々と使ってみています)。長期間、出張に出かける機会の多い私にとって、自宅PCにどこからでもアクセスして利用できる状態にするというのは、非常に重要なことなのです。同じような経験をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度お試し下さい。
では、また来週。