海外出張の正しい乗り切り方(初級編)|企業クライアント戦略|ブログ|Computerworld

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企業クライアント戦略

海外出張の正しい乗り切り方(初級編)

Posted by 小池浩之 ( 2010年08月31日 )

▲「Oak Hills Brewpub」。IPAがウマいです

みなさん、こんにちは。自分の実家のある大阪より、行く回数も期間も多いオレゴンに出張中の小池です。今回はさすがにテニスすることはないだろうと思って何も持ってこなかったら、いきなり友人に誘われて普段のスニーカーでプレイして…2時間でスニーカーがボロボロになってしまいました。

さて、今回と次回は自分が海外出張中ということで、普段とはまったく違う話題にしてみようと思います。題して「海外出張の正しい乗り切り方」です。私の同僚の中には出張を楽しむことにかけては達人級の人も少なからずいるのですが、今回は初級編ということでお送りします。

多くの皆さんは、すでに海外出張を経験されているかと思います。幸いにして(?)まだ経験のない方も、この業界にいれば遅かれ早かれ海外に行く機会があるのではないでしょうか?

私が最初に海外出張に行くことになったのは、14年ほど前だったと思います。実は私にとってそのときの出張が初めての海外でした。

その出張も本来はある製品群に関わる社内の人々を世界中から集めてトレーニングをするものでしたので、普通なら先輩社員について行くだけで何の問題もなく気楽に過ごせるハズでした。しかし、先輩社員から「海外出張(というより海外旅行)が初めてなら、練習がてら未経験のヤツ二人だけで先に現地に行け!」と突然言い渡されてしまったのです。一緒に行くことになった同僚も、出張はおろか海外旅行もまったくの未経験。さらに二人とも英語はまるでダメという状態でしたので、ホントに珍道中となったことを覚えています。

■ITガジェットと醤油でサバイバル

さて海外出張を上手く乗り切るためには、基本的に次の2点を考慮する必要があると思います。

一つ目は「いかにして仕事をきちんとこなすか?」でしょう。これは海外出張にかぎらず、海外の企業、あるいは自社の海外拠点を相手に仕事をする時とさして違いはないでしょう。この辺りについては、また別の機会にお話したいと思います。

そしてもう一つが、「いかにして生き延びるか?」だと思います。海外出張も1週間程度なら現地の食べ物を楽しんでいられると思いますが、2週間とか1ヶ月、あるいはもっと長期になってくると似たような食事、しかも食べ慣れないモノばかりというのはけっこう苦痛になります。

そんな時に役に立つのが先人の開拓したPOI(Point Of Interest)情報です。先輩社員から教えてもらったレストラン情報をハンディGPSに入れていったり、地図ソフトに書き込んでおいたりするだけで、随分と楽に過ごせると思います。

▲写真にジオタグを付加するEye-Fi

近頃はGPS内蔵のデジカメもありますし、Eye-Fiのように無線LANのAP情報をもとに写真にジオタグをつけてくれるSDカードもあります。気に入った場所はどんどんタギングして会社の仲間で共有すれば、長期の海外出張も快適に乗り切れるのではないでしょうか?

ハンディGPSやジオタグ付加が可能なデバイスと共にお勧めしたいのは…醤油です。これは海外出張(や駐在)経験のある方なら同意して頂けると思いますが、日本人にとって微妙だなと思える味付けの肉料理や魚料理に醤油を一滴垂らすだけで、味が“蘇った”ことは一度や二度ではありません。「日本人なら醤油!」っていうと言い過ぎだと思われるかもしれませんが、ぜひ小さなパック入りの醤油をいくつか持って行ってみて下さい。助けられる日があると思います。

ちなみに持って行く際にはキャップ式の容器に入った醤油より、小さいパック入りのほうが良いと思います。以前、私の同僚がニンニク醤油の瓶(開封済み)を手荷物に入れて機内に持ち込んだ際、気圧の変化で鞄の中で蓋が吹っ飛び、周囲にあった他人の荷物をすべてニンニク醤油の臭いにしたことがありました。みなさんはこんなことにならないようにご注意を。

■意外に使えるプリペイド携帯、SIMフリーの携帯なら最強

もう一つ、海外出張を上手く乗り切るためのツールを紹介しましょう。ずばり、プリペイド携帯です。

▲「Fry’s Electronics」。プリペイド携帯電話が入手可能です

Fry’s Electronicsのような家電量販店や携帯電話ショップに行けば簡単に入手可能で、購入時の初期料金や利用料金が安いのが魅力です。

例えば50ドルぶんのチャージ込みで60ドル台で入手でき、「1日に一回でも通話すると1ドル消費、通話料については同一キャリアどうしだったら無料」というようなプランで使用できるのです。もちろん使わなかった日はお金はかかりません。同じく出張してる人と一緒に持てば、一日1ドルのトランシーバ感覚で使えますし、SMSメッセージの交換も(アルファベットのみですが)可能です。ローミングサービスを使って高額な通話料を心配しながら電話するよりは精神的に楽だと思いますよ。

あ、もしSIMフリーの携帯をお持ちでしたら、プリペイドのSIMカードだけを購入することもできます(この場合は携帯ショップでしか購入できません)。普段お使いの携帯の電話帳データをそのまま使えるし、機種によっては日本語でのSMSメッセージの交換も可能です。ということで上級者にはこちらがオススメです。

チャージする金額によって同一電話番号を維持できる期間が異なりますので、何度も海外出張する機会があり、さらに毎回電話番号が変わるのがいやな人は最初にまとめてチャージしておくとよいでしょう。ともあれ、このようにして何らかの通信手段を確保しておくのも生き延びるためには重要なことだと思いますが、いかがでしょうか?

ちなみにアメリカ西海岸にかぎって言えば、公衆無線LANもかなり充実しています。コーヒーショップやショッピングモール、パブなど、無線LANが無料で使える場所をあちこちで見かけます。無線LAN機能を持ったSIMフリーのスマートフォンに前述のプリペイドSIMを差しておくのが、私の一番のオススメです。

■買ったらその場で動作確認が米国流

最後にTipsを一つ。Fry’sなどでお買い物をしたら、店を出てすぐに開封して確認しましょう。ホテルに帰ってからならまだしも、帰国してから初期不良に気づいても手遅れです。結構な頻度で“アタリ”を引くことがありますので、できるだけ電池もその場で購入し、動作確認することオススメします。

ちなみにFry’sは、実際に使ってみて期待した動作と違う場合でも返品可能です。それなりに英語で交渉する必要はありますが、これも覚えておいて損はないでしょう。

では、今回はこのあたりで…。

おまけ:オレゴン食い倒れ日記

いつもの「ビールのアテにさっと一品」、今回はお休みさせていただき、今回と次回は出張中に食べた「ビールのアテ」をご紹介。今回は“お約束”のFish & Chipsです。

Oak Hills BrewpubのFish & Chips。食べごたえがあります

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