Windows Phone 7からOffice365を利用する(1)|Windows Server|ブログ|Computerworld

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Windows Server

Windows Phone 7からOffice365を利用する(1)

Posted by 国井傑 ( 2011年06月16日 )

日本ではまだ発売されていないこともあり、知名度がまだまだ低いマイクロソフトのスマートフォン用OSのWindows Phone 7ですが、一方で2015年にはスマートフォンにおけるWindows PhoneのシェアがiOSを超えるというレポートもあります。いったいWindows Phone 7というのは、どのようなスマートフォン用OSなのでしょうか?
今回は、HTC社製のHD7という機種を使いながら、Windows Phone 7の可能性について見てみたいと思います。ただし、ビジネスで使えるか?という点について、このブログではできるだけ言及したいので、SaaS型クラウドサービスであるOffice365と組み合わせた場合の使い勝手を見てみたいと思います。

Office365は同じくSaaS型クラウドサービスであるBPOS(Business Productivity Online Suite)の次バージョンとして提供される予定のサービスで、簡単に言ってしまえば、Exchange Serverの機能をクラウドベースで提供するExchange Onlie、SharePoint Serverの機能をクラウドベースで提供するSharePoint Online、Microsoft Lyncの機能をクラウドベースで提供するLync Onlineから構成されるサービス群です。Office365はインターネットに接続さえできればサービスが利用できるので、(どこにでも持ち歩いて使われる)Windows Phoneにとって利用しやすいというメリットがあります。
では、どのくらい簡単な利用できるのか、実際に接続してみた様子をいくつかご覧にいれましょう。(Windows Phone 7の画面キャプチャを行う方法というのは存在するのですが、画面キャプチャの設定を行う時間がなかったので、画面をデジカメに撮影したものをお見せします。あらかじめ、ご了承ください。)

■Exchange Onlineを利用する
Windows PhoneからExchange Onlineを利用する方法は、大きく分けて2つあります。
ひとつは、Exchange ActiveSync(EAS)の機能を利用して、Outlookからメッセージにアクセスする方法、
もうひとつは、Outlook Web App(OWA)を利用して、ブラウザからメッセージにアクセスする方法です。
どちらも同じように見えますが、スマートフォンでできるだけ入力作業をなくしたいと考えるのであれば、EASを利用するのがよいでしょう。(OWAの場合、毎回ユーザー名とパスワードを入力しなければならないため)
一度だけEASの設定を行えば、次回から面倒なユーザー名、パスワードの入力は不要になりますし、EASの設定そのものもメールアドレスとパスワードを入力するだけで、ちゃんとOffice365のExchange Onlineに接続してくれるので、とても便利です。EASの設定をステップバイステップで行ったものが以下の画面です。

左側 Windows Phone7の初期画面(Windowsの「デスクトップ」に相当)。画面にはタイルと呼ばれるアイコンが並んでいる
右側 左側の画面で、右矢印をタップすると、スタートメニューのような画面が表示される。設定はsettingsをタップして行う


左側 settingsをタップすると、様々な設定項目が表示される。email & accountsからEASの設定を行う
右側 アカウント登録の画面。Outlookの項目がEASを利用するための設定項目となる


左側 EASの設定画面。メールアドレスとパスワードを入力するだけである
右側 EAS設定完了後の画面。画面一番下のOutlookの項目がOffice365への接続設定が入っている部分となる

設定が完了すると、Outlookアプリから自分のメールボックスにアクセスすることができるようになります。


左側 Outlookからメールボックスにアクセスした様子。
右側 カレンダーアプリからメールボックスにアクセスした様子。Exchange Onlineで登録されている予定が確認できる

ご覧のように、簡単な設定でEAS経由でOffice365のExchange Onlineに接続することができます。また、近年の傾向を反映してなのか、アカウントの登録画面で、Windows Live、Outlookの他にYahoo! Mail、Google、facebookなどが選択できるようになっているところも興味深いですね。

なお、Windows Phoneをはじめ、AndroidやiPadから、Office365に接続する様子を実機で試してみたい方は、筆者が登壇しているトレーニングコース「1日で押さえる企業内でのスマートフォンの統制とセキュリティ管理」もあるので、参加してみてください。

次回は、Windows PhoneからOffice365のその他の機能を使ってみたいと思います。

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