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[世界]
【Gartner調査】
2008年2Qの世界サーバ市場、デルが売上シェア3位に浮上
x86サーバの買い換え需要が市場全体を牽引
(2008年08月25日)
米国Gartnerは8月21日、2008年第2四半期(4月-6月期)の全世界におけるサーバ市場動向を発表した。それによると、最も売上高を伸ばしたベンダーは米国Dellで、市場シェア第3位の地位を米国Sun Microsystemsから奪ったという。
米国IBMは首位の座を維持したが、Dellと比べると売上げは伸び悩んだ。米国Hewlett-Packard(HP)も第2位の座にとどまったが、売上げはほとんど増加していない。
なお、Dellのサーバ売上高が前年同期比15%増であるのに対して、IBMは11.5%増、HPは2.9%増にとどまった。Sunのサーバ売上高は6.8%減少し、富士通/Fujitsu Siemensは横ばいとなった。
Gartnerによれば、第2四半期において市場全体の最大の駆動力となったのはx86サーバの買い換え需要であったが、Dellはこの領域で成功したという。さらに、データセンターの建設、新興市場での成長も、売上げ増加につながったと分析している。
全体で見ると、サーバの総売上高は前年同期比5.7%増の138億ドルだった。Gartnerは、米国などの諸国の経済状況を考慮すれば堅調な業績だと述べている。
出荷台数シェア別に見ると、HPがシェア約30%を獲得し首位を堅持したものの、前年同期からわずかに減少した。次いで2位のDellはシェア22.3%、3位のIBMはシェア13.2%だった。
IBMのUNIXサーバの出荷台数は比較的少ないが、x86システムよりも価格が高い。このことが、出荷台数シェアが3位だったIBMが売上高シェアで首位となったことの原因だ。Sunはサーバ出荷台数が前年同期比1.6%増でシェア4位、富士通は同3.3%増で5位だった。
米国Intel製「Itanium」プロセッサ搭載サーバの出荷台数は7.9%減少したが、売上げは9.4%増加した。Gartnerでは、サーバ売上高の伸びを牽引しているのは、よりハイエンドなシステムであると指摘している。
なお、同四半期におけるサーバ製品の総出荷台数は230万台で、前年同期比12.2%増だった。
| ベンダー | 2008年Q2の売上高 | 2008年Q2の市場シェア(%) | 2007年Q2の売上高 | 2007年Q2の市場シェア(%) | 2007年Q2〜2008年Q2の成長率(%) |
| IBM | 43億1,504万9,933 | 31.2 | 38億7,093万7,408 | 29.6 | 11.5 |
| Hewlett-Packard | 38億1,155万5,998 | 27.6 | 37億310万8,934 | 28.4 | 2.9 |
| Dell | 17億9,529万5,686 | 13.0 | 15億6,140万5,756 | 12.0 | 15.0 |
| Sun Microsystems | 16億3,395万5,195 | 11.8 | 17億5,343万4,866 | 13.4 | -6.8 |
| 富士通/Fujitsu Siemens | 4億9,282万1,856 | 3.6 | 4億9,349万8,046 | 3.8 | -0.1 |
| その他 | 17億6,194万4,639 | 12.8 | 16億7,879万9,374 | 12.9 | 5.0 |
| 合計 | 138億1,062万3,307 | 100.0 | 130億6,118万4,384 | 100.0 | 5.7 |
(James Niccolai/IDG News Serviceサンフランシスコ支局)
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