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ストレージ革命

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ストレージ革命

[世界] 【IDC/Gartner調査】
2008年2Qのディスク・ストレージ市場、容量・金額ともに2ケタ増を記録

総出荷容量は43%増の1,777PBへ――動画利用や各種法規制で需要が急増

(2008年09月08日)

 米国の市場調査会社2社の発表によると、2008年第2四半期(4-6月期)のディスク・ストレージ市場は、景気の低迷をものともせず、容量・金額ともに好調な伸びを示した。

 米国IDCは9月5日、2008年第2四半期の外部ディスク・ストレージ・システムの世界売上高が、前年同期比16.7%増と2年ぶりの高い成長を記録したと発表した。ディスク・ストレージ・システム全体の売上高は10.9%増となり、総出荷容量は1,777PBと前年同期比で43.7%増加した。外部ディスク・ストレージ・システムの売上高は50億8,000万ドル、ディスク・ストレージ・システム全体の売上高は69億ドルへと拡大した。

 IDCは声明の中で、複数のセグメントにわたって売上げが伸びたという点で第2四半期の高成長は注目に値すると述べている。

 世界的に景気減速が進む反面、ストレージ需要は急速に拡大している。動画利用の増加や、各種データの保存を企業に促す法規制などがその主たる要因だ。IDCは、ストレージ容量は今後も年率60%のペースで拡大するとの見通しを示している。

 外部ディスク・ストレージ・システムの市場シェアは、米国EMCが21.7%で首位を維持し、米国IBMと米国Hewlett-Packard(HP)がそれぞれ13.1%、12.9%でEMCに続いた。EMCの売上高は、大手ベンダーの中で最も高い前年同期比19.7%の伸びを示し、11億100万ドルとなった(前年同期は9億2,000万ドル)。HPの売上高は、前年同期比で8.2%増にとどまり、市場シェアを1ポイント落とした。

2008年第2四半期の外部ディスク・ストレージ市場のシェア状況(単位:Million)

 ディスク・ストレージ・システム市場全体では、大手ベンダーの中でHPだけが前年同期比で減収となり、他社はいずれも増収を記録した。シェアは、HPが18.1%を占めて首位を維持したものの、2位のIBMが17.7%まで迫っている。第2四半期では、米国Sun Microsystemsが29.2%増と最も伸び、売上げは4億9,400万ドルへと拡大した。また、Sunのシェアは7.1%であった。

 一方、米国Gartnerによると、第2四半期における外部コントローラ・ベースのディスク・ストレージの売上高は、前年同期比で18.8%拡大し、44億6,000万ドルとなった。16%の増収を記録したEMCが24.3%と引き続きダントツの首位を獲得した。IBMが14.1%を占めて2位となり、これにHP、米国Dell、米国Hitachi Data Systemsが続いた。米国NetAppは6位となったが、同社の売上高は22.9%増と大きく伸びた。

 Sunの売上高も前年同期比34.7%増と伸長した。Gartnerは、「Sun StorageTek 2000/6000/9000」シリーズが好調に推移したことが急成長に寄与したと述べている。Sunは、StorageTekなどの買収を通じてストレージ市場に比較的最近参入しており、シェアは6.6%となっている。

 Gartnerによると、地域別では日本市場の売上高が前年同期比38.7%増と最も伸び、次いでラテンアメリカの25.2%増、欧州/中東/アフリカの22.3%増、アジア太平洋の16.6%増、北米の12.7%増であった。

(Stephen Lawson/IDG News Serviceサンフランシスコ支局)




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