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[米国]
【ガートナー調査】
2005年第1四半期のディスク・ストレージ世界市場でサンが不振
(2005年07月06日)
米国ガートナーの最新市場動向レポートによると、外部コントローラ・ベース(ECB)のディスク・ストレージの全世界における売上高は、2005年第1四半期に前年同期比で11%余り拡大し、35億4000万ドル近くに達したが、サン・マイクロシステムズが大苦戦している。
この市場の1位は、8億1470万ドルの売上高で23%の市場シェアを占めているEMCである。同社の市場シェアは前年同期よりも若干下がった。2位はヒューレット・パッカード(HP)、3位はIBMである。HP[市場シェアは15.9%]の売上高成長率は市場全体を下回る6.2%に留まったが、IBMは新モデルのDS8000とDS6000が好調なため、市場全体を上回る売上高成長率を示し、市場シェアを12%弱[11.9%]に伸ばした。
4位は、日立データ・システムズ(HDS)[市場シェアは10.4%]である。ガートナーの数字では、HDSの売上高成長率は10%弱に留まって、市場全体の11%に届かなかった。ただし、HDSの実績は、この数字が示すよりも良好である。というのも、HPとサンがHDSのTagmaStoreをOEM販売しているが、ガートナーの数字にはOEM販売の売上高は含まれていないからだ。
ガートナーのアナリストは、HDSはミッドレンジのディスク・アレイ製品の販売を強化する必要があるとしているが、それはまさに、HDSが製品ラインの強化に取り組んでいる分野である。
5位には、売上高を35.8%伸ばすなど、成長著しいデルが入った[市場シェアは6.6%]。今回の結果は、ストレージ市場に参入してEMC AX100を販売するという判断の正しさを証明するものであり、デルがサンの市場シェアを奪うという状況が鮮明になっている。6位は、デルと同様に急成長したネットワーク・アプライアンス(ネットアップ)[市場シェアは6.0%]で、同社の売上高は27.2%伸びている。
ガートナーのストレージ分野の調査を担当している副社長、ロジャー・コックス氏は、「ネットアップが成功を収めた要因としては、単一の管理プラットフォーム、単純な製品ライン、そして、各種アプリケーションに対応する統一されたストレージの効果的な運用が考えられる」と語っている。
一方、他の上位各社が順調に売上高を伸ばすなかで、サンの2005年第1四半期の売上高は前年同期比で約17.4%も縮小している。売上高ベースの市場シェアは6.7%から5%に下がって、サンは前年の5位から7位に滑り落ちた。
サンの今回の不振要因としては、同社がOEM販売しているTagmaStore(SE9000)の販売が減少し、ミッドレンジ・システム6920の投入が調査期間後だったことが挙げられる。ディスク・ストレージ製品の売上高の点から見れば、サンはネットアップの買収を決めた方が良かったにちがいない(最近サンは、ストレージテックの買収を発表している)。だが、サンの製品ラインに、大方の予想通り、HDSの新しいミッドレンジ・アレイが加われば、サンの売上高は大幅に回復すると見られる。
(Techworld (UK))





