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[米国]
【ガ−トナー調査】
2005年第2四半期のサーバ市場は前年同期比5%成長
(2005年08月25日)
米国ガートナーが8月24日に発表した調査結果によると、今年(2005年)第2四半期の世界のサーバ販売金額は前年同期比で5%近く増加し、米IBMが引き続き他のすべてのベンダーをリードしているという。
ガートナーによると、世界のサーバ販売金額は昨年第2四半期の116億ドルに対し、今年第2四半期は121億5000万ドルだった。また、今年第2四半期のIBMの販売金額は37億ドルで、これに米ヒューレット・パッカード(HP)の35億3000万ドル、米サン・マイクロシステムズの14億5000万ドル、米デルの13億4000万ドルが続いている。
金額ではIBMが首位に立ったが、出荷台数ではHPが49万3910台で首位を確保。次いでデルの42万3195台、IBMの27万7232台となっている。
「この結果は特徴的な市場動向を反映したもので、HPがIBMよりもローエンド、つまり大量生産型のサーバを数多く販売しているという事実が背景としてある」と、ガートナーのアナリスト、マイケル・マクローリン氏は説明する。
「また、今年第2四半期のその他の調査結果も、通常の市場力学に従っている」と同氏は言う。
たとえば、UNIXサーバ市場の販売金額では、サンがHPを追い抜き、首位が入れ替わったが、「これは、典型的な季節要因によるもので、サンのUNIXサーバの販売金額が大幅に増加したからというわけではない」とマクローリン氏は指摘する。つまり、暦のうえでの第2四半期は、サンの会計年度の最終四半期に当たるため、サンの年度末の販売攻勢が同四半期の同社の売上を押し上げたというわけである。さらに同氏は続ける。
「この四半期のサンの実績を語るうえでより重要なのは、同社のRISCサーバの販売金額が2004年の14億8000万ドルから、2005年の13億4000万ドルへと前年同期比で9%減少したことだろう。AMDのOpteronを搭載した製品を除く、サンのサーバの大部分は、SPARCという同社独自のRISCアーキテクチャに基づいて構築されている。そのため、RISCサーバの販売金額が減少するのは、サンにとっては悪い兆候だ。ちなみに、RISCサーバ市場におけるHPの販売金額も前年同期比で8%減少したが、HPはサンほどRISCサーバに依存していない」
一方、IBMのRISCサーバの販売金額は、前年同期比で著しく増加している。具体的には、今年第2四半期の販売金額は16億5000万ドルとなり、前年同期の13億ドルを大きく上回ったのである。この要因について、マクローリン氏は、「おそらく、IBMのPower5チップ・アーキテクチャが多くのユーザーに支持されたためだろう。いずれにせよ、IBM製品の成長はRISCサーバ市場全体の販売金額拡大の原動力になっている」としている。
さらにIBMは、ブレード・サーバ市場においても首座を堅持している。ブレード・サーバの市場は、今年第2四半期におけるすべてのサーバ市場セグメントの中で、最も伸び率が高かったものだ。ガートナーによると、世界におけるブレード・サーバの総販売金額は昨年第2四半期で約2億8100万ドル規模だったが、今年第2四半期では4億8200万ドルへと急伸しているという。
(IDG News Service)





