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[米国]
【IDC/ガートナー調査】
2003年10〜12月期の世界PC出荷台数は2ケタ成長、HPがトップに
(2004年01月15日)
IT市場調査大手の米国IDCと米国ガートナーが1月14日にそれぞれ発表した速報値によると、2003年第4四半期に2ケタ成長で回復基調を維持しているPCの世界市場で、ヒューレット・パッカード(HP)が再びトップに立ったが、年間ではデルが1位の座を守った。
世界の2003年第4四半期のPC出荷台数は、IDCによると合計約4460万台(前年同期比15.2%増)で、ガートナーによると合計約4840万台(同12%増)。ベンダー別では、IDCによると、1位のHPが約750万台(21%増)、2位のデルが約720万台(19.7%増)と続いている。ガートナーの数字もよく似ており、HPが約750万台(21.8%増)、2位のデルが約710万台(19.7%増)となっている。
IDCのクライアント・コンピューティング担当副社長、ロジャー・ケイ氏は、第4四半期はいつも消費者の買い物が活発であり、消費者の間でのHPの存在感は小売市場へのフォーカスによって高まっていると指摘した上で、「今回の数字は、他を引き離している上位2社の競り合いという状況が変わっていないことを示している。2社の順位の入れ替わりには両社のセグメント・フォーカスの違いが反映され、企業の購買活動の方が活発な四半期には再びデルがトップになる」と述べている。2003年第4四半期には企業の購買もおそらく増加したが、消費者のクリスマス商戦での自分や家族へのプレゼントのための買い物ほどには急増しなかった。同四半期から4〜5四半期にわたり、企業でのPC購買が回復していく可能性が高い、と同氏は語る。
世界の2003年の年間PC出荷台数は、IDCによると合計約15260万台(前年同期比11.4%増)で、1位のデルが約2580万台(前年比25%増)、2位のHPが約2500万台(14.5%増)。ガートナーによると合計約16890万台で、デルが約2530万台(25.8%増)、HPが約2420万台(12.3%増)となっている。
IDCとガートナーのPC出荷台数の数字は、ともに、インテルとAMDのチップをベースにしたデスクトップ型機、ノート型機、ウルトラポータブル機、サーバの台数をカバーしている。両社の数値の差異について、ガートナーのクライアント・プラットフォーム担当副社長チャールズ・スマルダーズ氏は、ガートナーが数えている自己組み立て型PCおよびノーブランドの“ホワイトボックス”PCシステムの割合が高いためと述べている。
世界の3位〜5位はIBM、富士通シーメンス・コンピュータ、東芝で、いずれも前年より出荷を伸ばした。
米国では、イーマシーンズが第4四半期に小売主導市場のなかで健闘し、トップ5に返り咲いた。同社は、ゲートウェイを僅差でかわし、IBMに次ぐ4位に入った。ただし、その出荷台数は上位2社(デル、HP)より1桁少ない。[IDCは、世界最大規模のIT関連情報プロバイダーであるIDG (International Data Group)のグループ会社。]
(IDG News Service)





