【 ここから本文 】
ハードウェア
ソーシャルブックマークに登録 :
印刷用ページの表示
[国内]
【ガートナー調査】
2004年第1四半期のIAサーバ出荷台数、前年同期比12.9%増、デルがNECを抜いてトップに
(2004年04月21日)
ガートナージャパンは今年4月21日、国内における2004年第1四半期(1〜3月)のIAサーバ市場動向(速報値)を発表した。これによると、同期IAサーバ出荷台数は、前年同期比12.9%増の11万9,067台を記録したという。また、国内IAサーバ出荷台数シェアで、デルがNECを抜いて初めてトップに立ったとしている。
国内IAサーバ市場は、2003年第2四半期以降2ケタ成長が続いており、2004年第1四半期もその好調さを維持した。ちなみに2003年第1四半期の実績は前年同期比2.5%マイナスの10万5,429台であった。
IAサーバの国内出荷が好調な理由について、ガートナージャパンのエンタープライズ・インフラストラクチャ担当主席アナリスト、亦賀忠明氏は、「国内サーバ出荷台数成長率はおおむねGDP成長率と連動しており、2004年第1四半期もその影響が現れた。景況感の回復とともに、ユーザーはIT投資に前向きになってきているものの、引き続きコストを抑制する傾向は残っており、よりコスト・パフォーマンスの高いサーバに需要が流れ、IAサーバの出荷を支えている」と分析する。
2004年第1四半期のベンダー別出荷台数を見ると、デルが前年同期比36.5%増と大幅な成長を記録し、国内IAサーバ市場で初めてNECを抜いてトップに立った。また、富士通が前年同期比1%減とマイナス成長となり、2位から4位にシェアを落とした。
2004年第1四半期の国内IAサーバ市場ベンダー別出荷台数(速報値)
出典:ガートナー データクエスト(2004年4月20日:速報値) |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2004年第1四半期の国内IAサーバ出荷台数実績について亦賀氏は、「市場全体では2ケタ成長となったが、今回の結果は当初予測の14.3%(PCサーバ)を若干下回った。これは、デル、HP、IBMといった外資系ベンダーがおおむね20%程度またはそれ以上のプラス成長を達成したのに対し、 NEC、富士通、日立製作所などの国産ベンダーに勢いが無かったためだ。外資系ベンダーが27%増であったのに対し、国産ベンダーは1%増と低成長となった」と説明する。
外資系ベンダーと国産ベンダーの成長率は、2002年までは国産が外資系を上回っていたが、2003年第1四半期以降、外資系ベンダーが国産ベンダーを上回るという逆転現象が続いている。「外資系ベンダーを中心に、低価格競争の加熱状態が続いているが、こうしたベンダーによる一連のプロモーション活動の結果、割安感を感じた企業ユーザの多くが外資系を選択している」と同氏は見る。
ガートナージャパンは、国内IAサーバ市場について、第2四半期以降もGDP成長率に連動するかたちで2ケタ程度のプラス成長となると予測する。第2四半期の現時点における最新予測(2004年2月時点)は11.9%増(PCサーバ)となっている。当面は穏やかな回復を阻害する要因も見当たらず、引き続き出荷台数は堅調に推移するとしている。
(CIO Online)





