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[国内]
【ガートナー調査】
2003年のPC出荷、台数は2.9%増、金額は5.4%減
(2004年03月25日)
ガートナージャパンのデータクエスト部門は3月25日、国内PC市場の2003年実績および2004年予測を発表した。これによると、2003年の国内PC市場はベンダー出荷台数が2.9%増の1,274万台、ベンダー出荷金額が5.4%減の1兆8,333億円になったという。出荷台数は、2年連続のマイナス成長からプラスに転じたものの、出荷金額は3年連続でマイナス成長を記録したとしている。
同社によると、2003年の出荷台数のプラス成長は、法人需要の回復が大きく貢献した結果であるという。官需が好調に推移したことに加え、第2四半期からは企業の買い換え需要も高まり、法人市場向け出荷台数は第2四半期からプラス成長に転じ、2003年通年で7.6%の成長となったと分析している。
一方、個人市場は、秋冬モデルが9月に前倒しで出荷されたことや、2002年の夏商戦期が極端に低調であったという一時的な要因が重なった結果、 2003年第3四半期には、出荷台数が前年同期比でプラス成長になったものの、第4四半期はマイナス成長となった。通年ではマイナス2.2%となり、3年連続の減少となった(表1)。ちなみにノートPCの出荷台数は4.7%増、デスクトップPC出荷台数は1.2%増となり、ノートPC出荷台数シェアは 49.7%となった。
2003年のPC出荷実績を金額で見ると、外資系ベンダーが直販モデルを駆使して積極的な価格戦略でシェア拡大を図る一方、それに対抗する国内ベンダーの攻勢により、バリュー・モデルや店頭向け低価格モデルが増加。こうした事情により、PC全体の平均単価が低下し、結果としてベンダー出荷金額の減少につながったとしている。ちなみに、2003年のベンダー平均出荷単価はおよそ14万4,000円であり、前年に比べ8.1%低下したという。
| 表1:国内PC市場の法人・個人別出荷台数推移
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2003年のPC出荷台数をベンダー別に見ると、上位5社のうち、デルと東芝が前年からシェアを拡大。また、継続的な新聞広告と大企業市場への切り込みでシェアを拡大しているデルが、5位から3位に浮上した(表2)。上位5社以外では、出荷台数6位の日本IBMと7位のヒューレット・パッカード(HP)がシェアを拡大、HPは2002年の合併過渡期に失ったシェアを急速に回復しているという。
データクエストは、国内PC市場の2004年の見通しについて、年間を通じた法人の買い換え需要と、個人市場の年後半からのプラス成長への転換により、出荷台数ベースで7.6%増、金額で1.6%減を予測している。特に、企業のIT投資は持ち直しの傾向が見られ、2003年後半以降、大手・中堅企業の需要は回復基調にあると分析する。また、中小規模企業の分野においても、2003年度から小額減価償却資産取得価額の損金算入特例の適用が開始されており、投資意欲が顕在化し始めているとしている。
| 表1:国内PC市場の法人・個人別出荷台数推移
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(CIO Online)





