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[国内] 【IDC調査】
国内サーバ出荷金額予測、2010年までにx86サーバのシェアが5割を突破

(2006年05月17日)

 IDC Japanは5月16日、2006年から2010年までの国内サーバ市場予測を発表した。それによると、サーバ出荷金額全体に占めるx86サーバの割合は、昨年実績の38%から2010年には5割を突破する見通しという。オープン系サーバの根強い需要に支えられて、出荷台数は従来どおり伸び続けるが、販売単価の下落には歯止めがかかりそうだ。

 同予測によると、サーバ全体の国内出荷台数は、今年から2010年まで年率6.4%成長し、77万7,000台に達するものの、低価格製品へのシフトが進むため、出荷金額ベースでは年率マイナス1.5%で推移するという。ただし、減少率は従来よりもなだらかになる見通しだ。

 これは、従来まで主力サーバだったメインフレームが減り続けるなか、x86サーバが出荷台数で年率7.1%、出荷金額で年率6.0%で成長を続け、メインフレームの落ち込み分をかなり吸収できると見られるためだ。

 x86サーバの出荷金額が、出荷台数と比例するように伸びるとしたのは、販売単価の下落に歯止めがかかってきた最近のトレンドを反映している。


図1:国内サーバ出荷金額の実績と予測(Source: IDC Japan, 5/2006)

 IDC Japanのサーバグループマネージャ、中村正弘氏によると、サーバ需要の主力は、搭載プロセッサ数が4個以上の製品から1〜2個の製品へとシフトしているという。プロセッサ性能の向上により、プロセッサ数ベースのライセンス費用をできるだけ節約したいというユーザー側の思惑が働いたと見られる。一方、プロセッサのマルチコア化などの影響により、サーバ単価が上昇する傾向も出始めているという。

 中村氏は、「2001年第1四半期を起点とした価格指数を見ると、x86サーバの購入価格は長らく下落が続いていたが、2005年第3四半期から上昇に転じている」と説明している(図2)。さらに、「昨年第4四半期のx86サーバの購入価格(前年同四半期比)は、Linux対応製品では、1〜4個のプロセッサを搭載したサーバが上昇し、Windows対応では、1プロセッサ製品が上昇した」と述べた。

 これは、16日に都内で開催されたセミナー「Direction 2006 Tokyo」(IDC Japan主催)で紹介されたもの。詳細な内容は、IDC Japanがこのほど発行したリポート「国内サーバ市場 2005年下半期の分析と2006〜2010年の予測」で解説されている。


図2:x86サーバの購入価格の相対指数(2001年第1四半期の価格を1とした場合)の推移(Source: IDC Japan, 5/2006)

IDC Japan
http://www.idcjapan.com

(上野 肇/Computerworld.jp)






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