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[国内]
【IDC調査】
2003年のルータ市場、台数・金額ともに2ケタ台のマイナス成長を記録
(2004年06月24日)
IDC Japanは6月24日、国内ルータ市場に関する調査結果を発表した。これによると、2003年の国内ルータの出荷台数は、前年比13.9%減の192万8,000台、エンドユーザー売上金額は同14.1%減の1,489億6,100万円となり、出荷台数・売上金額ともに大きく減少。売上金額では2年連続のマイナス成長となった。この結果は、IDC Japanが2004年4月に発行した調査リポート「国内ルータ市場」の2003年予測値を確定させたもの。
国内ルータ市場は、企業によるインターネット利用の増加とそれに伴う通信事業者のネットワーク基盤増強を背景に、1990年後半から2000年初めにかけて急成長を遂げた。IDC Japanでは、ルータ市場はすでに成熟期に入っており、2003〜2008年の国内ルータ出荷台数の年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)は6.7%、2008年には266万9,000台に達すると予測している。また、エンドユーザー売上金額のCAGRは、3.2%で2008年には1,742億5,500万円に達する見通しという(図1)。
| 図1:国内ルータ出荷台数とエンドユーザー売上金額 Source: IDC Japan, 6/2004 |
国内ルータ市場をセグメント別(ハイエンド、ミッドレンジ、ローエンド、SOHO)に見ると、まずハイエンド分野では、2003年から金額ベースで需要が回復に向かう兆しが見え始めているという。その背景には、通信事業者の間におけるサービスの提供価格を巡る競争の激化があり、これに対処するために、通信各社は付加価値を強化する戦略をとり始めているとしている。また、ミッドレンジ分野では、エンドユーザー売上金額が前年比8.2%減となったが、出荷台数では同10.5%増を記録している。しかし、ローエンド分野およびSOHO分野では、出荷台数、売上金額ともに2ケタ台の落ち込みとなった。なお、国内エンドユーザー売上金額のセグメント別の比率は、それぞれ、39.4%、17.9%、11.8%、30.9%となっている(図2)。
| 図2:2003年の国内ルータ売上金額の比率 Source: IDC Japan, 6/2004 |
今後の見通しについて、IDC Japanのコミュニケーションズ リサーチ・マネジャー、矢入純子氏は、「ルータ市場全体として、製品単価の下落は今後も継続する」と分析する。また、「企業ユーザーは今後も、将来性や拡張性を考慮しながら投資を決断するだろう」と指摘している。
今回の発表の詳細は、IDC Japanが発行したリポート「国内ルータ市場 2004年〜2008年の予測」、「国内ルータ市場 2003年の分析とブランド・シェア」に掲載されている。後者には、2003年の国内ルータ市場全体と価格帯ごとに、セグメント別のベンダー・シェアが出荷台数およびエンドユーザー売上金額別に報告されている。
【問い合わせ先】
電話 03-3556-4761
電子メール sales@idcjapan.co.jp
(CIO Online)





