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[世界]
世界のDSL加入件数、1億6,400万回線に──首位は中国、インドが急増
(2006年09月21日)
DSL(デジタル加入者回線)関連の国際的な業界団体DSL Forumは9月19日、世界のDSL導入状況に関する調査結果を発表した。同調査は、DSL Forumが英国の調査会社ポイント・トピックに委託したもの。それによると、2006年6月末の世界のDSL加入数は、前年同期比38%増の1億6,400万回線となった。これにはインドの加入件数の急増が大きく寄与しているという。
2006年6月末までの1年間の新規DSL加入件数は約4,600万回線であった。インドのDSL市場では、加入件数が前年同期の25万回線未満から150万回線以上に大きく増加した。ほかにも、ベトナム(前年同期比147%増)、チェコ共和国(同143%増)、モロッコ(同141%増)、ロシア(同130%)において加入件数の急増が見られた。
世界最大のDSL市場である中国では、約1,200万回線の新規加入により、2006年6月時点で総加入件数は約3,300万回線に達した。DSL Forumの広報担当者、キャロル・フレンド氏によると、中国は2004年に世界最大のDSL市場になったが、DSLに利用されている電話回線は、現在でもわずか3%未満であるという。
世界第2位の米国市場では、DSL加入件数が前年同期から636万回線増加して、2,300万回線になった。この増加件数は、ケーブル・インターネット・アクセスの545万回線増を上回る。
米国とカナダでは、DSLが市場シェアを拡大しており、現在、ブロードバンド加入全体の46%以上を占めるに至っている。ただし、フレンド氏は、「電話回線総数に対するDSL加入件数の割合(普及率)を見ると、米国は世界33位になる」と指摘する。米国の電話回線のうち、DSLに利用されているのは8%しかない。ちなみに普及率1位はフィンランドの約40%で、2位はフランスの約33%となっている。フレンド氏によると、フランスと英国では、料金を抑えたことでDSLの普及が急速に進んだという。なお、英国の普及率は現在約25%である。
地域別のDSL加入件数は、欧州が前年同期比45%増の5,600万回線に達し、世界最大となった。欧州は世界の総加入件数の35%を占め、次いでアジア太平洋の18%、北米の16%となっている。
| 2006年6月末時点の国別DSL加入件数トップ20 |
(スティーブン・ローソン/IDG News Service サンフランシスコ支局)






