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[米国]
【Gartner調査】
Gartner、2008年の企業向けソフトウェア市場は8%増収と予測
Forresterよりも高い成長予測。ただし「楽観視はしていない」
(2008年02月15日)
米国の調査会社Gartnerによると、景気後退の可能性に対する懸念やIT支出に関する一部業界観測筋の悲観的予測にもかかわらず、全世界の企業向けソフトウェア産業は2008年に8.2%の増収を達成する見通しという。
Gartnerの予測では、2008年の全世界のソフトウェア売上高は合計1,907億ドルと、2007年の1,763億ドルよりも増加する見込みという。ただし同社は、ソフトウェア・ベンダーが直面するさまざまな課題を列挙し、2008年以降もこの成長が続くかどうかは不明としている。
同社は今後、成長の可能性が高いと見ているのは、販売チャネルや新規ライセンス、メンテナンス・サービスなどを通じた多様な収入源と、SaaS(Software as a Service)やオープンソース・ソフトウェア、アウトソーシングなどのモデルによる柔軟な契約条項を備えたベンダーである。
Gartnerのマネージング・バイスプレジデント、ジョアン・コレイア(Joanne Correia)氏はプレスリリースで、「裁量支出予算の縮小によりメンテナンスとライセンスの新規収入源をめぐる競争が激化し、ベンダーの業績と生存能力が再び重視される」と述べている。「小規模ベンダーと大手ベンダーのあいだの合併と買収が増え、市場の整理統合と再編が加速するだろう」(Correia氏)
一方、米国の調査会社Forrester Researchは、景気後退の可能性に対する懸念から、2008年の米国におけるIT製品/サービス購入は2.8%の穏やかな成長率になるとの予測を発表している。Forresterはすでに4.6%の成長と予測していたが、新たに入手した経済データを調べた結果、今週になって予測結果を下方修正した(関連記事)。
Gartnerは米国内の問題は全世界のソフトウェア支出に大きな影響を与えない見込みだとしつつ、2008年以降については楽観視していない様子だ。実際、Gartnerは早ければ今年の第2四半期にもソフトウェア市場の一部で収益の減少が始まる可能性があるとしている。
Gartnerの調査担当バイスプレジデント、トム・エイド(Tom Eid)氏はプレスリリースで、「エンタープライズ・ソフトウェア市場はテクノロジー/ビジネス・モデルの大きな過渡期にあり、これは2012年まで続く」と述べている。
「当面、ソフトウェア・ベンダーは引き続き、製品ライフサイクルの厳しい決断と、価格とマージンに対する短期的圧力に直面し、その結果、革新性が危険にさらされる。ソフトウェア技術の導入法と使用法における根本的な変化は、どのソフトウェア・ベンダーも無関係ではいられないことを意味する」
(John Brodkin/Network World米国版)
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