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[国内]
日本HP、6万円以下のラックマウント型ProLiantサーバを発表

ブレード・サーバの教育プログラムも強化

(2008年04月10日)

 日本ヒューレット・パッカード(HP)は4月10日、x86サーバ「HP ProLiant」シリーズにSMB(小・中規模企業)向けのエントリー・モデルを追加したと発表した。併せて、ブレード・サーバ事業の拡大も指向し、教育プログラムを強化したことも明らかにした。

エントリー向けラックマウント型サーバ「HP ProLiant DL120 Generation 5」

 新機種は、1Uサイズのラックマウント型サーバ「HP ProLiant DL120 Generation 5」となる。1ソケット製品で、コスト・パフォーマンスを重視した製品となる。IntelのCeleronまたはXeonプロセッサを最大1基搭載でき、メモリ容量は最大で8GBまで対応している。ハードディスクに関しても最大600GBを内蔵可能である。5月中旬より出荷を開始する。

 価格は、ラックマウント型サーバながら最小構成で5万9,850円からと低価格化を実現した。加えて、日本HPは、ProLiantおよびブレード・サーバ「HP BladeSystem」165製品を対象に最大25%の値下げも断行している。

 今回、低価格化および値下げを行った理由として、同社のエンタープライズストレージ・サーバ事業統括ISSビジネス本部 本部長、橘一徳氏は、「DRAMをはじめ、昨年から各種部材のコスト・ダウンが進んでいる。さらに円高や原油高など国内のマクロ経済に不透明感が出ており、顧客のIT投資が鈍化しそうな傾向も見られる。しかし、当社はここでもう1段階、価格改定を進めることで、顧客のIT投資を促していきたい」と語った。

 HPは、ラックマウント型サーバのエントリー・モデルとして、1ソケット・タイプの「HP ProLiant DL320」を展開しているが、これまでエントリー・モデルはラインアップが手薄であり、拡充する必要性があったという。

日本HPのエンタープライズストレージ・サーバ事業統括ISSビジネス本部 本部長、橘一徳氏

 また、同社製ブレード・サーバに関する教育プログラムを強化している。日本HPの新宿オフィスにある教育設備を従来の3倍に拡張し、ProLiantやBladeSystemに関する実機を用いた教育コースで、最大40人が同時に受講できる環境を整備した。BladeSystemのシステム・インテグレーションやメンテナンスに関する新たな資格制度も新設し、パートナー企業への教育体制を充実させている。

 日本HPによれば、ブレード・サーバの導入や提案を躊躇する理由のトップ5には、「構成が複雑」「知識不足」「知識の習得機会がない」という3つが挙がっており、こうした点を考慮して教育プログラムの充実を図ったという。

 従来からあるProLiantサーバに関する資格の取得者約5,000名(HPの社員含む)についても、新資格への移行を順次促していきたいとしている。なお、日本HPは、2008年末までにBladeSystemの資格取得者200名の育成を目標に掲げている。

(山上朝之/Computerworld)






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