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仮想化/バーチャライゼーション

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[国内]
デルが仮想化製品/サービスを強化――仮想化ソフト組み込み型「PowerEdge」サーバなどを発表

仮想化ソフトはVMware/XenServer/Oracle VMをサポート

(2008年05月13日)

 デルは5月13日、サーバ仮想化ソフトをあらかじめ組み込んだ「PowerEdge」サーバや、仮想化環境のストレージに関する新たなアセスメント・サービスなどからなる仮想化事業の強化策を発表した。強化策を通じて同社は、幅広い顧客に向けて仮想化による“ITのシンプル化”をさらに推進する構えだ。

 デルは仮想化環境に最適化されたサーバとして、米国AMDのクアッドコアOpteronプロセッサを搭載した「PowerEdge R805」「同R905」の2機種を発表した。R805は、2ソケットの2Uラックマウント型サーバで、同等クラスの従来機種に対してメモリ・スロットを倍増し、16個のDIMMスロット(最大128GBのメモリを搭載可能)を備えている。さらに、ギガビットNICを4ポート、PCI Expressのスロットを4個搭載しており、I/Oの拡張性を高めている。R905は、デルのサーバ製品の中で最上位に位置づけられる4ソケット・サーバ製品である。32個のDIMMスロットを備え、最大256GBのメモリを搭載できる。ギガビットNICを4ポート、PCI Expressのスロットを8つ備えている。

 両製品にはSDカード・スロットが搭載されており、サーバ仮想化ソフトの「VMware ESXi」または「Citrix XenServer」のいずれかを内蔵したSDカードが事前に組み込まれて提供される。なお、両製品は同日、提供が開始された。

「PowerEdge R805」に搭載されたSDカード・スロット(写真中央)。ここに仮想化ソフトを内蔵したSDカードを挿入する

 また、事前組み込みには対応していないが、Oracleのサーバ仮想化ソフト「Oracle VM」もサポートしており、今後はMicrosoftの「Hyper-V」にも対応する予定だという。デルのエンタープライズ・マーケティング本部 サーバ ブランドマネージャ、浦上義一氏は、両仮想化ソフトのサーバへの事前組み込みについて、「Oracle VMとHyper-VをUSBやSDカードに内蔵し、(サーバに組み込んで)提供する予定はない」と説明した。

デルのエンタープライズ・マーケティング本部 サーバ ブランドマネージャ、浦上義一氏

 現状、デルは「VMware ESX」、VMware ESXi、Citrix XenServer、Oracle VMの4種類の仮想化ソフトをサポートしており、仮想化に関して顧客へ多様な選択肢を提供できる点をセールスポイントにしている。

 一方、新たに提供を開始するストレージのアセスメント・サービスでは、ストレージ利用状況の調査やバックアップ/リカバリに対する機能評価、仮想化環境におけるストレージ構成案の提示などを行う。価格は、サーバやストレージなどのIT機器25台分(最小構成)で70万円からで、サービスの提供開始は5月下旬を予定している。

 デルは、サーバを対象とした従来からの仮想化環境のアセスメント・サービスに加えて、ストレージのアセスメント・サービスも提供することで、仮想化環境全体の評価から構築までを支援できる体制を整備したとしている。

PowerEdgeシリーズの仮想化ソフト対応状況。Microsoftの「Hyper-V」とOracleの「Oracle VM」は事前組み込みに対応していない

(山上朝之/Computerworld)




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