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[国内]
APCジャパン、データセンター向け運用管理アプライアンス「InfraStruXure Central」をリリース

ソフトウェアの追加により設計/監視/運用管理の一元化を実現

(2008年07月10日)

 APCジャパンは7月10日、データセンターの効率的な運用管理を支援するアプライアンス・サーバ「InfraStruXure Central」と、同アプライアンス上に実装する一連の管理ソフトウェア製品群を発表した。同日より提供を開始している。

 InfraStruXure Centralは、データセンターの運用状況を監視するソフトウェアを実装しており、リアルタイムの機器監視やリポート/グラフ作成、トレンド解析などが可能だ。また、ネットワーク経由で通信機器を制御・監視可能なSNMP(Simple Network Management Protocol)に対応しているため、さまざまなロケーションにある機器を一元管理できる。

米国APCのグローバル・インダストリー&ガバメント・アライアンス担当バイスプレジデント、John Tuccilo氏

 米国APCのグローバル・インダストリー&ガバメント・アライアンス担当バイスプレジデント、John Tuccilo(ジョン・タッシーロ)氏は、「データセンター内の機器をラック単位で一元的に管理できる。この機能を備えるのは、InfraStruXure Centralが初めてだ」とアピールした。

 また、監視だけではなく、アプライアンス上に追加実装する「Capacity Manager」および「Change Manager」というソフトウェアにより、データセンター全体のキャパシティとIT機器の追加・変更の管理も可能になる。

 Capacity Managerでは、データベース化された多様なベンダーのIT機器仕様リストを参照して、機器を新規に導入または移動する際に電源容量や空調能力、ラック・スペースに問題がないかをシミュレーション可能だ。これにより、データセンター内におけるIT機器の最適配置を実現する。また、Change Managerでは、IT機器の追加・変更にあたっての導入プロセスを管理することができる。

「Capacity Manager」の管理画面(英語版)

 InfraStruXure Centralは、NECの「WebSAM」や「SigmaSystem Center」、日立製作所の「JP1」、IBMの「Tivoli」といった他社製運用管理ソフトウェアとの連携を実現している。今後は、データセンターの運用管理という点において、こうした他社製品との連携を強めていく考えだという。

 同製品の価格は73万円からで、ソフトウェアの追加や管理するデバイス数により価格は変動する。また、販売代理店向けソフトウェアとして「InfraStruXure Designer」の提供も開始する。これは、フロア・プランやラック・スペース、電源、空調などデータセンター全体のキャパシティ設計が可能なソフトウェアである。

 なお、発表されたアプライアンス・サーバや管理ソフトウェア群は、米国ではすでに2007年3月から提供されている。

 一方、データセンター向けアセスメント・サービスの日本国内での提供計画も明らかにした。同サービスでは、データセンター内における物理インフラの現状分析や、ブレード・サーバに最適な物理インフラ分析など、7種類のコンサル・メニューを用意している。年内の提供開始を予定しているが、まずは1〜2種類のサービスから提供を開始し、その後、対応可能なコンサル・メニューを順次拡大していくとしている。

(山上朝之/Computerworld)




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