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[米国]
デル、Windows XP搭載のミニノートPCを発表
Ubuntu搭載モデルも同時発表。最小構成価格は349ドルから
(2008年09月05日)
| 「Inspiron Mini 9」は、米国のほか、日本と一部の欧州諸国でも発表された |
米国Dellは9月4日、米国MicrosoftのOS「Windows XP Home Edition」をプリインストールしたミニノートPC「Inspiron Mini 9」を発表した。大手PCベンダーであるDellがWindows XP搭載PCをリリースするのは、今年6月にMicrosoftがXPのOEM販売を中止して以来、今回が初めてとなる。
Inspiron Mini 9の重量は2.28ポンド(1,034グラム)、ディスプレイのサイズは8.9インチで、Windows XPインストール済みモデルの価格は399ドルから。基本構成は、内蔵メモリが512MB、HDDに代わり8GBのSSD(Solid State Drive)と、802.11g規格の無線LANカードを備える。価格を499ドルに設定した上位モデルは、1GBのメモリおよび16GBのSSDを搭載している。
またDellは、人気のLinuxディストリビューション「Ubuntu」を搭載したモデルも同時に発表した。Ubuntu搭載モデルはメモリが512MB、SSDが4GBで、最小構成価格は349ドルとなっている。
なお、すべてのInspiron Mini 9モデルは、米国Intelが今年6月初旬にリリースしたAtomプロセッサ(クロック周波数1.6GHz)を搭載する。
Microsoftは、2008年6月30日を最後に、Windows XPのOEM販売を中止した。しかし、Microsoftは今年4月初旬に例外を認めている。「ULCPC(Ultra-Low-Cost PCs)」と呼ばれるクラスの超低価格ミニノートPCにかぎり、Windows XP Home Editionプリインストール・モデルの販売を許可し、販売期限を2010年6月まで(延長の可能性もあり)に設定したのである。
Microsoftはこの“抜け道”を用意した理由について、「(低価格ミニノートPCに搭載できる唯一のOSだった)Linuxへの妨害が目的ではなく、Windows XP販売の継続を求めるユーザーやハードウェア・ベンダーからの要望に応えるため」と説明している(関連記事)。
一方、Dellを含む米国Hewlett-Packard(HP)や中国のLenovoなど大手PCベンダーは、Windows Vistaのダウングレード権を利用して、「Windows XP Professional」をプリインストールしたビジネス向けPCの販売を継続している。PCのパフォーマンス調査などを手がける米国Devil Mountain Softwareの調べによると、新たに販売されてるPCの3分の1は、出荷時点、あるいは購入後にユーザー自身の手によってVistaからWindows XPへとダウングレードされているという(関連記事)。
Inspiron Mini 9は、すでにDellのオンライン・ストアで購入できる。なお同社は米国在住の消費者のみを対象に、米国中部時間で9月5日から9日の早朝6時までに、ノートPC「Studio 15」「XPS M1530」「XPS M1330」の3機種いずれかを購入したユーザーは、同時にInspiron Mini 9を99ドルで購入できるという期間限定キャンペーンを実施するとしている。
(Gregg Keizer/Computerworld米国版)
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