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[米国]
インテル、クアッドコアのXeon 5335を2カ月前倒しで出荷──ベンダーからの要望とAMD対策で

(2006年12月12日)

 米国インテルは12月11日、来年第1四半期に出荷予定だったミッドレンジ・サーバ向けクアッドコア・プロセッサの「Xeon 5335」を、予定よりも2カ月前倒しで出荷したことを明らかにした。

 インテルのXeonサーバ・プラットフォーム・マーケティング担当ディレクターであるジェイソン・ワクスマン氏は、前倒しで出荷した理由を、「複数のサーバ・ベンダーから要望があり、それにこたえる能力が当社にあったため」と説明している。

 インテルは、x86系では世界初のクアッドコア・プロセッサである「Xeon 5300番台」(開発コード名:Clovertown)を、11月15日に他社に先駆けて発表したばかりだ。しかし、AMDもクアッドコアのサーバ向けプロセッサ「Opteron 8000」(開発コード名:Barcelona)の出荷を来年第2四半期に予定していることから、Xeon 5335の出荷前倒しに踏み切ったもようだ。

 今回発表されたXeon 5335は、Xeon 5300番台の中間モデルに位置づけられるもの。クロック周波数2GHzで作動し、1.333MHzのフロントサイド・バス(FSB)と8MBのL2キャッシュを搭載する。また、熱設計消費電力(TDP)は80ワットで、1,000個ロット時の単価は690ドルだ。なお、日本での価格は発表されていない。

 インテルは、すでにXeon 5300番台のクアッドコア・プロセッサとして、「Xeon X5355」(クロック周波数2.66GHz、FSB1.333MHz、L2キャッシュ8MB)や「Xeon E5345」(クロック周波数2.33GHz、FSB1.333MHz、L2キャッシュ8MB)、「Xeon E5320」(クロック周波数1.86GHz、FSB1.066MHz、L2キャッシュ8MB)、そして「Xeon E5310」(クロック周波数1.60GHz、FSB1.066MHz、L2キャッシュ8MB)をリリースしている。

 Xeon 5335は、デル、ヒューレット・パッカード(HP)、シリコン・グラフィックス(SGI)、IBMなどのサーバやワークステーションに搭載される予定。すでにデルはXeon 5335を搭載した「PowerEdge」サーバの注文を12月11日より受け付けている。

 今後の製品スケジュールについて、インテル広報部のエリカ・フィールド氏は、TDPが50ワットの超低電圧版を含むクアッドコア・プロセッサと、デスクトップPC向けの「Core 2 Quad」を来年第1四半期に投入する計画があることを明らかにした。

11月15日に発表されたサーバ向けデュアル/クアッドコア・プロセッサのロードマップ。今後も前倒しでリリースされる製品が出るだろうか

(ロバート・マリンズ/IDG News Service サンフランシスコ支局)






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