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[米国] 【ユニスフィア調査】
ストレージの容量不足に悩まされるOracleユーザー

6割が「容量不足がDBの性能に影響」と回答

(2007年01月31日)

 先ごろ公表された調査結果によると、テラバイト級のOracleデータベースを有する企業が昨年急激に増加した。しかし、それでもストレージの容量不足に悩まされるOracle管理者はかなりの数に上っている。

 この調査は、米国ユニスフィア・リサーチがシマンテックの支援を受けて昨年9月に実施した。調査対象はIOUG(Independent Oracle Users Group)の会員企業で、有効回答数は366だった。

 調査結果によると、回答者の60%が、ストレージの容量不足がデータベースの性能に影響を与えていると答えた。しかも、そのうちの10%は重大な影響を被ったと回答している。

 また、ストレージの容量不足がデータベースの可用性に影響していると回答したのは46%、容量不足を理由にアプリケーションの導入を遅らせたと答えたのは43%に上っている。

 米国シカゴ・マーカンタイル取引所ホールディングス(CME)も、ストレージの容量不足に慢性的に悩まされているOracleユーザーだ。同取引所では、1日に処理される売買契約数が2000年は91万7,000件だったのに対し、昨年は550万件弱というように6年間で6倍近く増加した。

 CMEではこうした状況を受けて、階層ストレージ管理やデータ分類、アーカイブなどの方法により、ストレージの空き容量を増やすことに努めている。

 だが、CMEにとってより深刻なのは、ストレージ性能の“遅れ”だ。ディスク・ドライブの性能が、同取引所で必要とされる処理性能になかなか追いつけないのである。「容量ニーズと要求性能のバランスをとることが、われわれが直面している真の課題」と、CMEのストレージ技術専門家、ジョエル・クレサ氏は語っている。

 IOUGを対象とした同調査によると、回答者の31%は1TB(テラバイト)超のOracleデータベースを管理している。昨年初めに公表された同様の調査結果では13%だったので、18ポイントも増えた計算になる。

 ある回答者は、ストレージ・ニーズの増大を招いている要因として、取引データの増加と法的な要求を挙げている。また、グラフィックスやビデオ、電子メール・ファイルといった非構造化データの増加も、ニーズの増大に拍車をかけているという。

 また別のOracleユーザーは、増え続けるデータに対処するため、ストレージの予算を組む際に、安全マージンとして10〜25%のコストを上乗せしていると回答している。

 IOUGの会長を務める米国データリンクのシニアコンサルタント、アリ・カプラン氏によると、容量不足の不安に駆られたデータベース管理者が、従来は他のITチームが担当していたストレージ予算の策定に口を出し、社内で軋轢が生じる例も少なくないという。「会社の規模が大きければ大きいほど、だれが何を支配して運営するかも大きな問題になる」(同氏)

(エリック・レイ/Computerworld オンライン米国版)






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