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[米国]
インテル、低消費電力型のクアッドコアXeonを発表

現行モデルよりも消費電力を最大60%低減

(2007年03月12日)

 米国インテルは、ミッドレンジ・サーバ向けクアッドコア・プロセッサ「Xeon」の低消費電力モデルを3月12日付けで出荷する予定だ。

 今回出荷されるのは、「Xeon L5320」および「Xeon L5310」の2モデル(開発コード名:Clovertown)。両製品とも熱設計消費電力(TDP)が50ワットとなっており、現行のミッドレンジ・サーバ向けクアッドコア・プロセッサ「Xeon 5300番台」のTDP(120ワット/80ワット)よりも大幅に低減されている。同社によると、1コア当たりの消費電力は12.5ワットだという。

 Xeon L5320はクロック周波数が1.86GHz、Xeon L5310は同1.60GHzで動作し、両モデルとも8MBのL2キャッシュを搭載する。現行のデュアルコア・プラットフォーム「Bensley」(開発コード名)と互換性があり、Bensleyにプロセッサを差し替えるだけで利用できる。価格はXeon L5320が519ドル、Xeon L5310が455ドルとなっている(いずれも1,000個ロット時単価)。

 現在、ミッドレンジ・サーバ向けチップ市場で、インテルとAMDは激しい攻防戦を繰り広げている。

 インテルは、x86系では世界初のクアッドコア・プロセッサであるXeon 5300番台を昨年11月15日に、またシングルソケット・サーバ向けクアッドコア・プロセッサ「Xeon X3200番台」を今年1月9日に発表し、AMDに先行するかたちでクアッドコア・プロセッサをラインアップしている。

 一方、AMDはミッドレンジ・サーバ向けデュアルコア・プロセッサ「Opteron」を、インテルよりも1年近く早い2005年半ばにリリースし、堅調に売上げを伸ばしている。ただし、クアッドコア・プロセッサについては、AMDはまだ発表していない。

 AMDは今年の第2四半期(4月-6月期)中にミッドレンジ・サーバ向けクアッドコア・プロセッサ「Opteron 8000」(開発コード名:Barcelona)をリリースするとしている。同社のOpteron製品マーケティング・マネジャー、ブレント・カービー氏によると、Opteron 8000は、デュアルコア版Opteronやインテルのクアッドコア・プロセッサと比べると、性能と電力効率が大幅に向上しているという。

 なお、Xeon L5320とXeon L5320を搭載したサーバは、デル、ヒューレット・パッカード(HP)、IBMなどから数カ月以内に出荷される予定だ。

(ロバート・マリンズ/IDG News Service サンフランシスコ支局)






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