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[米国]
インテル、NAND型フラッシュ・メモリ市場に本格参入
平均故障間隔500万時間をアピール
(2007年03月13日)
米国インテルは3月12日、初のNAND型フラッシュ・メモリ製品「Z-U130 Value Solid State Drive(VSSD)」を発表、同市場への本格参入を果たした。
インテルによると、Z-U130は同社が発売するVSSDファミリーの最初の製品で、記憶容量は1GB、2GB、4GB、8GBの4種類。業界標準のUSBインタフェースをサポートし、読み出し速度は28MB/秒、書き込み速度は20MB/秒となっている。インテルはこのフラッシュ・メモリがサーバ、PC、ゲーム端末などあらゆるジャンルの機器に使用されると見込んでいる。
今回初めてNAND型フラッシュ・メモリ市場に挑戦するインテルだが、同社製品のメモリ容量は他社の最上位モデルの4分の1にとどまっている。ちなみに、米国サンディスクは、今年1月に32GBのフラッシュ・メモリを発表している。
しかし、インテルではサンディスク製品の平均故障間隔が200万時間であるのに対してZ-U130は500万時間であることを強調するなど、自社製品の信頼性をアピールする。
インテルは、一般的なPC処理とともに、起動コードやOSの呼びだし、使用頻度の高いライブラリへのアクセスといった埋め込みアプリケーション処理(Embedded Application Operation)をスピードアップするための代替ストレージとしてフラッシュ・メモリを売り込んでいる。HDDや外部USBストレージ・ドライブよりも費用対効果とパフォーマンスの高いストレージを提供するという触れ込みだ。
一方、サムスンではつい最近、NAND型フラッシュ・メモリとハードディスクを組み合わせた初の「ハイブリッド・ドライブ」を発表した。同製品の記憶容量は80GB・120GB・160GBの3つで、ディスク・キャッシュとして4GBのフラッシュ・メモリを内蔵している。
フラッシュ・メモリはコンシューマー向けのPCやルータ、サーバ、ゲーム機器やその他のアプリケーションなどに対し、起動時間の短縮、組み込みコード保持(embedded code storage)、データへのすばやいアクセス、低消費電力といった利点を提供する。
インテルのNAND製品グループのバイスプレジデント兼ジェネラル・マネジャーを務めるランディ・ウィルヘルム氏は「フラッシュ・メモリ技術は従来のハードディスク・ドライブに比べ高性能で信頼度が高く、多くの点で非常に優れている」と強調した。
インテルではすでにサーバ、ノートPC、デスクトップPCの各メーカーとの間でZ-U130を搭載する契約を交わしているという。同社のフラッシュ・メモリはインテル製品が搭載されたルータやPOSシステム端末などにも使用される予定だ。
(ルーカス・ミアリアン/Computerworld オンライン米国版)
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