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[米国]
IBMとHP、SMB向けハードウェア新製品をそれぞれ発表
両社とも「シンプル」「信頼性」「手ごろな価格」をアピール
(2007年04月11日)
米国IBMとヒューレット・パッカード(HP)は4月10日、中小規模企業(SMB)向けのハードウェア新製品をそれぞれ発表した。IBMはサーバ、HPはストレージという違いはあるが、両社はともに、「シンプル」や「信頼性」、「手ごろな価格」といった点をアピールしている。
| IBM System i 515 Express |
IBMが発表したのは、「POWER5+」プロセッサ搭載のエントリー・サーバ「IBM System i Express」で、価格は5ユーザー使用時で7,995ドル。追加ライセンス費用は5ユーザーの1グループ当たり1,250ドルとなっている。また、IBM製のデータベース、セキュリティおよびシステム管理ソフトが設定済みだが、他社製品と交換することもできる。
ちなみに、これまで「System i」サーバの最低価格は1万2,000ドルとなっており、多くのSMBには手が届かなかった。
一方、HPはストレージ・システム「HP StorageWorks 1200 All-in-One Storage System(HP AiO1200)」を発表した。ストレージ容量は3テラバイト(TB)で、価格は8,759ドル。同製品ラインはデータの格納、共有、管理、保護機能を備えていることから、HPでは「All-in-One Storage System」と呼んでいる。
両社とも、SMB市場を有望視している。例えばIBMは、SMB向けのハードウェアおよびソフトウェアの市場規模を全世界で3,300億ドルと推測している。
「しかし、SMBにとってIBMのサーバは割高だった」と、System iベースのPOSシステムを販売しているレスポンシブ・データ・システムズの社長、ロバート・フィッシュ氏は指摘する。同氏は以前からSystem iをフランチャイズ・チェーンの系列販売店に販売しようと試みてきたが、コスト的な余裕がないとして断られ続けているという。
「価格があまりに高く、SMBの賛同を得られたためしがない。これからは、信頼の置ける手ごろな価格のソリューションを用意できることを顧客に示せる」(フィッシュ氏)
HP AiO1200は、HPのSMB市場向けストレージ・システム・ラインで4番目の新製品に相当する。StorageWorksのSMB担当ディレクター、ハリー・ビーバースタッド氏は、All-in-One Storage System製品ラインの特徴について、「SMBが求めるストレージ管理のわかりやすさを十分に考慮している点」と語った。
なお、HPはストレージ事業部の再編も同時に発表した。ビーバースタッド氏のポストは新設されたもので、ウルス・レングリ氏がテクノロジー・ソリューションズ・グループのワールドワイドSMB担当ディレクターの新ポストに就いている。
(ロバート・マリンズ/IDG News Service サンフランシスコ支局)
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