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[国内]
iSCSI SANベンダーの米国イコールロジック、日本法人設立と新製品投入を発表

主力の「PSシリーズ」の提供を軸に国内iSCSIストレージ市場戦略を強化

(2007年04月13日)

 iSCSI対応のSAN(Storage Area Network)を提供する米国イコールロジックは4月12日、日本における戦略強化の一環として、日本法人を4月1日に設立したことを明らかにした。今後は、IAサーバ接続ストレージ市場を中心に、Linux、UNIX接続ストレージ市場もカバーしていくという。併せて、同社主力のiSCSI対応ストレージ・アレイの最新モデル「PS3900XV」を発表し、同製品によってさらなるiSCSIストレージ市場の開拓に乗り出す決意を示した。

イコールロジック 社長兼CEO ドン・ビュレス氏

 イコールロジックは、2001年に米国で設立されたiSCSI対応のSANを提供するストレージ・ベンダー。iSCSIとは、ストレージとコンピュータ間のデータ通信に利用するSCSIコマンドを、TCP/IPネットワーク上で送受信するためのプロトコルである。

 同社は主力のiSCSIストレージ製品群「PSシリーズ」の好調な売上げで急成長を遂げている。米国IDCの調査報告によると、同社は2006年のiSCSI SAN市場で米国ネットアップに次ぐ第2位のシェアを獲得しているという。

 同社の躍進の背景には、ストレージ市場におけるiSCSIの浸透がある。IDCによると、年率10%で成長するストレージ市場に対してiSCSI SANはその8倍の勢いで成長しているという。

 イコールロジックは現在、世界に2,300社以上の顧客を抱えており、そのうち60社が日本の企業だという。発表に際して来日した、同社社長兼CEOのドン・ビュレス氏は、「日本のストレージ市場は、今後ますます成長していく見込みだ。われわれとしては、まずイコールロジックのブランド・イメージをしっかり固めていきたい。そのうえで、われわれが欧米で確立した地位を日本でも築き上げたい」と日本市場進出にあたっての意気込みを示した。

イコールロジック日本法人 代表取締役社長 秋山将人氏

 一方、同社の日本法人代表取締役社長に就任した秋山将人氏は、同社が提供するストレージ・アレイ製品群「PSシリーズ」が、仮想化ストレージとして多くのユーザーに支持されている点を強調した。同氏は、同製品シリーズの特徴として、システムの電源を落とすことなくセットアップや拡張を簡単に実施できること、ディスク取り付け作業が20分程度で済むこと、TCO(所有総コスト)を削減できることなどを挙げた。

 今回発表されたPS3900XVは、SAS(Serial Attached SCSI)ドライブ採用のiSCSI対応ストレージ・アレイの最上位機種。300GB/1万5,000rpmの高性能SASドライブを16台、最大4.8TBの物理容量を搭載することが可能となっている。価格は1,470万円から。

PS3900XV

(高山哲司/Computerworld)






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