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[米国]
【LinuxWorld San Francisco 2007】
レノボとノベル、企業向けのLinux OS搭載「ThinkPad」を提供へ
OSにはノベルの「SUSE Enterprise」を採用、2007年第4四半期に提供開始
(2007年08月13日)
米国レノボと米国ノベルは8月6日、Linux OSを搭載したノートPC「ThinkPad」を、2007年第4四半期から提供開始すると発表した。
Linux搭載ThinkPadの提供開始は、米国サンフランシスコで開催された「LinuxWorld Conference & Expo 2007」(8月6〜9日)で発表された。
| 2006年8月に発表された、初のLinux OS搭載ノートPC「ThinkPad T60p」 |
OSには、ノベルの企業向けLinuxディストリビューション「SUSE Linux Enterprise Desktop(SLED) 10」を採用する。SLED 10はクライアント向けの製品で、3Dデスクトップ環境「Xgl」や、オフィス・スイート「OpenOffice 2.0ノベル版」、デスクトップ検索エンジン「Beagle」、コラボレーション・ツール「Novell Evolution」などが含まれる。
両社は従来からLinux搭載ThinkPadの提供を行っているが、レノボは今回から初めてハードウェアとOSの両方を直接サポートすることになる。従来のサポート体制では、OSに関してはノベルが担当し、ハードウェアやSLED 10を利用するためのドライバ類やユーティリティ・ソフトは、レノボがサポートしていた。なお、OSのアップデートについてはノベルが担当する。
両社は2006年8月に、初のLinux OSを搭載したノートPCとして、「ThinkPad T60p」の提供開始を発表。採用したOSは、2006年7月にノベルから発表されたSLED 10であった。
ただし、発表された製品は一般消費者向けではなく、あくまで企業向けであった。顧客企業が、希望するコンフィギュレーションとその他のソフトウェア要件をノベルに伝えると、ノベルがその顧客用に構成したカスタム・バージョンのSLED 10をレノボに送り、それをレノボがノートPCにインストールし、提供していた。
個人ユーザーがT60pを購入することは可能であったが、T60pはOSがインストールされていない状態で提供されていたという。そのため、ユーザーは自分でSLED 10やその他のLinux OSをインストールする必要があった。
両社は、今回のプリインストール版の提供開始により、Linuxのさらなる普及・拡大をねらっている。また、両社によると、SLED 10搭載ThinkPadに関しても、既存のT60pに加えてThinkPad Tシリーズ全体に拡大し、提供していく考えだとしている。
(Computerworld.jp)
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