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[国内]
日本HP、BladeSystem c-Classの中堅・中小向け新エンクロージャを発表
中堅・中小環境へのブレード導入の障壁を取り払う製品と同社
(2007年09月13日)
日本ヒューレット・パッカード(HP)は9月13日、同社が第3世代と呼ぶブレード・サーバ・システム「HP BladeSystem c-Class」の新製品として、中堅・中小規模環境向けの「HP BladeSystem c3000エンクロージャ」を受注開始すると発表した。価格は、50万4,000円(税込)。
HP BladeSystem c3000エンクロージャは、HP BladeSystem c-Classにおける2種類目のエンクロージャとなり、ハーフ・ハイトのサーバ・ブレードを最大8台搭載することができる。筺体は高さ26.5cm×幅48.5cm×奥行83.5cmと省スペース化が図られており、同社のタワー型サーバ「HP ProLiant ML350を8台設置した場合と比較すると設置面積が37%となる。また、ラックへの搭載に加え、平置きで利用することも可能になっている。
サーバ単位での配線や専用のキーボード/モニタ/マウスの接続が不要となっており、ネットワークと電源の配線、およびモニタ用のPCを用意することでシステムを構成することができる。さらに、新開発の電源ユニットにより、AC 100V電源でクアッドコアCPUのサーバ・ブレードを8台搭載できる。こうした特徴により、導入の迅速化、容易化を図っている。
運用管理面の機能としては、Webブラウザ経由でのアクセスが可能な管理モジュール「Onboard Administrator」による統合管理機能を備えている。また、筺体前面に配置された「インサイトディスプレイ」では、稼働状況の表示に加え、障害が発生したときに対処方法のナビゲーションを表示する。DVDドライブを備え、OSのインストールなどを内部の全サーバ・ブレードに対して一括で行うことが可能になっている。
同社によれば、現在のブレード・サーバ・システム市場は、大規模環境での利用を想定した製品が主流になっており、中堅・中小規模環境では、筺体の大きさや構成の複雑さ、初期コストなどが導入の障壁になっているという。こうした状況に対して同社は、新製品においてタワー型サーバの容易性とブレード・サーバの運用性・拡張性を両立させ、中堅・中小規模環境へのブレード・サーバ導入促進をねらう。
| 「HP BladeSystem c3000エンクロージャ」(左)と「HP StorageWorks All-in-One SB600cストレージブレード」(右) |
同時に、HP BladeSystem c-Class対応の「HP StorageWorks All-in-One SB600cストレージブレード」も発表された。同製品は、総データ容量1.16TBのストレージ・ブレード。エンクロージャ内でのストレージ共有や、クライアントへのNASサービスの提供、バックアップ機能などが統合されている。同社では、多機能ストレージ製品「HP StorageWorks All-in-One Storage System」のブレード版と位置づけている。なお、価格は113万4,000円(税込)となっている。
さらに、日本HPは中堅・中小規模環境向けブレード・システム市場の開拓・拡大に向けて、パートナー・プログラム「HP BladeSystem Focus Partner」を強化し、パートナー企業を13社から24社に拡大した。これにより、対象規模のユーザーに対して新製品の出荷・サポートを迅速に行う体制を構築するという。加えて、納品後すぐに使用できる基本コンポーネントをセットとして最大53%引きの価格で提供するキャンペーンも実施する。
(Computerworld.jp)
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