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[世界] 【Gartner調査】
サーバ市場の好調要因は「高性能マシンへの需要」と「新興市場の成長」

出荷台数減のUNIXサーバでもベンダーは増収とGartnerが指摘

(2007年11月27日)

 米国Gartnerは11月26日、2007年度第3四半期の世界サーバ市場に関する調査報告書を発表した。

 同調査によれば、2007年度第3四半期におけるサーバの世界収入総額は134億ドルで、2006年から2.6%増えている。首位は、前年比8.1%減ながらも40億ドルを稼ぎ、30.1%のシェアを得たIBMだった。第2位はHPで、収入額は37億ドルを超えIBMに肉薄している。同社の売上げ成長率は13.9%、マーケット・シェアは28.1%だった。収入額16億ドル、前年比12.6%のDellが第3位となり、以下はSunが第4位、Fujitsu/Fujitsu Siemensが第5位になった。

 同期に世界で出荷されたサーバの台数は前年比8.7%増の220万台だった。出荷台数で市場をリードしているのは、シェア29.3%、出荷台数20.2%増のHPである。5.4%の成長を遂げたDellは第2位、3.9%減少したIBMが第3位に入り、Sun、Fujitsu/Fujitsu Siemensと続いている。Gartnerのシニア・アナリスト、エロール・ラシット(Errol Rasit)氏は、より高性能なサーバに対する需要と新興市場の成長が、世界的なサーバ出荷台数増加の要因と声明で述べている。

 UNIXサーバに関しては、Sun MicrosystemsやIBMといった大手ベンダーの間で出荷台数に減少が見られたが、収入は増加したという。Hewlett-Packardに関しては、UNIXサーバの出荷台数および収入の両方が増えている。

 先頭を走るSun Microsystemsは5万2,038台を出荷したが、前年と比べて12%減少している。第2位のIBMは、出荷台数が2万7,904台で前年比12.9%減となった。逆に出荷台数が29.4%増加したHPが第3位となり、これに続くAppleの出荷台数は33.4%増の4,098台、第5位はFujitsu/Fujitsu Siemensだった。

 一方、x86サーバの世界出荷台数は9.5%という速いペースで伸びており、同四半期には210万台に達した。首位は30%のシェアを獲得したHPで、出荷台数は前年比20%増の63万1,399台となった。5.4%増の48万4,650台を出荷したDellがこれに続き、出荷台数を3.5%減らしたIBMは第3位となった。Fujitsu/Fujitsu SiemensおよびNECは、それぞれ第4位、第5位につけた。

 Gartnerのアナリスト、リリアン・アルバラド(Lillian Alvarado)氏は、UNIXサーバの出荷台数は減少したものの、収入額は全体で8%増加しており、IBMおよびSunもそうしたケースに当てはまったとメールで述べた。

 IBMの収入は、前年比5.7%増の12億9,000万ドル。2006年に比べ売上げが激減したハイエンド・サーバの「System z」より、ミッドレンジの「System p」が好調だった。「昨年、IBMはSystem zの新製品を投入し、当時はこれが大幅な売上げ増加につながった」(同氏)。一方、SunのUNIXサーバ収入は12億4,000万ドルで7.3%増えている。同社では、ハイエンド・サーバにおける増収が特に顕著だという。

(Agam Shah/IDG News Service サンフランシスコ支局)






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