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[世界]
【IDC調査】
世界PC出荷台数、2007年4Qも2ケタ成長が続く
ノートPC好調が市場を牽引、通年予測も昨年を上回る見通し
(2007年12月19日)
米国IDCが先ごろ発表した2007年第4四半期の世界PC出荷台数調査リポート「Worldwide Quarterly PC Tracker」によると、ノートPCの堅調な販売により、今年の年末商戦はPCベンダーにとって活気に満ちたものとなる見通しだ。
IDCは同リポートで、全世界における同四半期のPC出荷台数は、ノートPCの堅調な販売に支えられ、前年同期比16.7%増を達成すると予測している。この成長予測は、2006年下半期の市場低迷が記憶に新しいPCベンダー各社にとって朗報と言える。ちなみに前年同期の成長率はわずか7.9%だった。
IDCでは、今四半期の活況により、2007年通年の成長率は14.6%と、前年の10.1%を上回る見込みとしている。
IDCのWorldwide Quarterly PC Tracker担当ディレクター、ローレン・ロベルデ(Loren Loverde)氏は、ノートPCの需要拡大について、「第3四半期に見られた高成長を維持するのは難しいが、あらゆる地域とセグメントで引き続き堅調な需要が期待できるため、今後もPC市場全体の成長を牽引すると思われる」と分析している。一方、同氏は、「市場がモバイル・コンピューティングへと急速にシフトし続ける中でPCベンダーが競争力を維持するには、強力なポータブル製品の投入がますます重要になる」と指摘している。
なお、今年第3四半期の世界ノートPC出荷台数は前年同期比37%増の成長を記録したが、この数字は35%強の成長率をたたき出した2003年や2005年の数四半期をもわずかに上回る。
こうしたノートPCの需要拡大は、デスクトップPCの出荷減少に大きく影響している。全世界における第4四半期のデスクトップPC出荷台数は、主に新興国からの根強い需要に支えられて前年を上回ったものの、その増加率は1ケタの前半程度にとどまった。通年でもデスクトップPCとノートPCの成長率の差はかつてないほど大きく開いており、IDCのリポートによると、今年第3四半期におけるノートPCの成長率はデスクトップPCの成長率と比べて33ポイント上回った。両者間で30ポイント以上の差がついたのは1996年以来のことだ。
クライアントPCに占めるノートPCのシェアは今年第3四半期に45%近くに達しており、2008年中には50%に達するとIDCは見ている。
同社のパーソナル・コンピューティング調査担当マネジャー、リチャード・シム(Richard Shim)氏は、「(ノートPCとウルトラポータブルPCを含む)ポータブルPCの出荷台数増の主な要因としては、価格低下、デスクトップPCと比較した場合の性能差の縮小、無線接続性能の改善、小売りチャネルを通じた入手手段の拡大などが挙げられる。一方、デスクトップPC市場では、エネルギー効率の改善、ケースの小型化、ゲーム、オールインワン・システムといった新たなメインストリームにおいてビジネス・チャンスを見いだすことでシェア維持が図られるだろう」と分析している。
(Sharon Gaudin/Computerworld オンライン米国版)
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