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[世界]
【Gartner/IDC調査】
2007年4Qの米国PC出荷台数、DellがHPを上回り首位に
グローバル市場ではHPが首位を堅持
(2008年01月18日)
米国GartnerおよびIDCの調査によると、米国Dellの小売店経由でのPC流通戦略が奏効し始め、2007年第4四半期には米国最大のPCベンダーとして米国Hewlett-Packard(HP)に対するリードを広げた。一方、HPは世界市場においてDell、台湾Acer、中国Lenovoを上回り、最大のPCベンダーの座を堅持した。
IDCによると、Dellは米国で550万台(前年同期比15.2%増)を出荷し、29.6%のマーケット・シェアを確保した。2位のHPの出荷台数は450万台(同9.8%増)で、マーケット・シェアは24.3%だった。3位のAcerは米国で著しく伸び、出荷台数は294.2%増の150万台だった。米国Appleの出荷台数は106万台(同30.9%増)、マーケット・シェアは5.7%だった。東芝は5位だった。
一方、Gartnerの調査では、Dellの第4四半期の出荷台数は535万台、マーケット・シェアは31.4%(前年は29.3%)という結果になった。HPの出荷台数は440万台で、マーケット・シェアは26.1%(前年は25.5%)に伸びた。AcerとAppleはそれぞれ3位と4位だった。
IDCのアナリスト、デービッド・ダウード(David Daoud)氏は、直販モデルからBest BuyやWal-Martといった小売店経由にPC販売をシフトさせたことで、Dellは出荷台数を伸ばせたと分析している。DellのPCは「突然登場して、あらゆる場所で目にするようになった」とDaoud氏。
しかし、グローバル市場ではDellはHPにキャッチアップしようとしている段階だ。HPは流通チャネルにより多くの投資を行い、新興市場の商慣行をよりよく理解しているとDaoud氏は指摘している。
IDCによると、HPは全世界で1,470万台(前年同期比23.3%増)を出荷し、19%のマーケット・シェアを確保した。2位のDellは1,130万台(前年同期比17.1%増)、マーケット・シェアは14.6%だった。Acerの出荷台数は740万台(前年同期比60.3%増)と急増した。Lenovoは4位で出荷台数は580万台(前年同期比22.3%増)、5位は東芝だった。
昨年の米国Packard Bellと米国Gatewayの買収は、Acerの全世界の出荷台数の増加を後押ししたが、現時点では、この買収の成果を評価するのは焦燥だ。「買収は比較的最近のことであり、具体的な成果が見えるまでには数年以上かかる」(Daoud氏)
Acerの買収はLenovoに一撃を与え、Lenovoはグローバル市場での伸びが減速し、コア・オーディエンスであるビジネス・ユーザーを維持しようと苦戦している。LenovoはノートPC「IdeaPad」でコンシューマー市場への展開を目指しているが、その動きは従来のビジネス・ユーザーに疎まれる結果となった。「Lenovoはビジネス・ユーザーに対する責務を再度明確に示す必要がある」とDaoud氏。
同氏はさらに、LenovoがAcerのような方法での発展を目指すなら、PCベンダーを買収する必要があるが、買収相手となる大手PCベンダーはあまり残っていないと指摘している。
なお、上記の調査は、デスクトップPC、ノートPC、最大7インチ画面のウルトラポータブル・ノートPCを対象としている。
(Agam Shah/IDG News Service サンフランシスコ支局)
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