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[国内/米国]
Dell、低消費電力の新ブレード・サーバ「PowerEdge Mシリーズ」を発表

「グリーン化とシンプル化を実現する製品」と強力アピール

(2008年01月22日)

「PowerEdge M1000e」前面のLCDパネルでは、筐体/ブレードの構成、トラブルシューティングの情報を表示できる

 米国Dellは1月21日、「PowerEdge」サーバ・シリーズに低消費電力タイプの「PowerEdge Mシリーズ」を追加したと発表した。

 今回発表されたのは、ブレード筐体の「PowerEdge M1000e」、Intelプロセッサ・ベースのブレード・サーバ「PowerEdge M600」、AMDプロセッサ・ベースのブレード・サーバ「PowerEdge M605」である。

 PowerEdge M1000eは、10Uサイズの筐体に、最大16枚のPowerEdge M600/M605を搭載することが可能。1Uのラック・サーバと比較し、約1.6倍の高密度化が実現できる。また消費電力は、1Uラック・サーバと比べ、最大で24%削減できるという。

 同社は、「(PowerEdge Mシリーズを導入することで)スイッチやネットワーク、電源装置、I/Oの数を大幅に削減し、筐体での集中管理が可能になる。スペースが限られているデータセンターや、企業内のサーバ・ルームなどに最適なブレード・サーバ/システムだ」とコメントしている。

 Dellのシニア製品プラニング・マネジャーであるマイク・ロバーツ(Mike Roberts)氏によると、PowerEdge Mシリーズは、同社製品の中でも最速の処理能力と省電力を実現した高性能ブレード・サーバ/システムだという。

 PowerEdge M1000eは、Ethernet/ファイバ・チャネル(FC)/InfiniBandなど、幅広いネットワーク接続オプションに対応している。また、最大2つの管理モジュールによる集中管理が可能なほか、消費電力や電源装置、筐体の状態などを一元管理することもできるという。

 PowerEdge M600はデュアル・ソケットのブレード・サーバで、「Xeon 5400」(クロック周波数3.16GHz)など、クアッドコアXeonプロセッサを最大2個まで搭載できる。同様にPowerEdge M605も、デュアル・ソケットを装備し、AMDのデュアルコア・プロセッサ「Opteron 2000」(クロック周波数3GHz)に対応している。

 日本での販売価格は、PowerEdge M1000eが50万1,900円〜、PowerEdge M600が26万2,500円〜(Xeon 5130搭載)、PowerEdge M605が25万5,150円〜(Opteron 2214HE搭載)で、販売開始時期は2008年2月下旬を予定しているという。

 米国Envisioneering Groupの共同創設者/ディレクターであるリチャード・ドハーティ(Richard Doherty)氏は、「データセンターがサーバのアップグレードを検討する際、電力効率は重要な判断材料だ」と指摘する。電力コストはハードウェア選択を左右する大きな要因であり、企業は二酸化炭素排出量の削減に躍起になっているという。

 「データセンターをグリーン化することは、アップグレードを決断する理由の1つとなる」(同氏)

 Doherty氏は「Dellが新たにブレード・サーバを投入することで、小規模データセンター市場において、(同市場で先行している)HPやIBMとの差を詰めるチャンスになる」と指摘する。

 なお、今回発表されたPowerEdge Mシリーズは、IBMの「BladeCenter H」や、HPの「BladeSystem c-Class」といったブレード・サーバ・システムと競合することになる。

 一方でDoherty氏は、PowerEdge Mシリーズが成功するには、強力な管理ツールが不可欠だという見方を示した。同氏によると、Dellが提供する管理ツール「OpenManage」は、HPやIBMが提供するオートノミック・コンピューティング技術を利用した管理ツールには及ばないという。

 「データセンターにとって、システム管理は重大な懸案事項である。企業はIT技術者を増員しなくてもシステムを管理できる技術を求めている」(Doherty氏)

(Agam Shah/IDG News Service サンフランシスコ支局)






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