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[国内]
日本HP、 SMB向けブレード・サーバ用タワー型エンクロージャを発表
「オフィス内にもブレードを設置可能」とタワー型のメリットをアピール
(2008年01月28日)
日本ヒューレット・パッカード(HP)は1月28日、SMB(小・中規模企業)向けにブレード・サーバ用タワー型エンクロージャ「HP BladeSystem c3000 タワーエンクロージャ」を発表した。同社によれば、タワー型のブレード・エンクロージャは業界初という。
同製品は、昨年9月に発表したラックマウント型ブレード・エンクロージャ「HP BladeSystem c3000」をタワー型に改良したものだ。機能的にはc3000と同等で、ハーフ・ハイトのブレード・サーバを最大8台搭載できる。ブレードはc3000/c7000エンクロージャ用のすべてのブレードが利用可能だ。
| 同社エンタープライズ ストレージ・サーバ事業統括 ISSビジネス本部プロダクトマーケティング部の山中伸吾氏 |
また、SMB向けということもあり、AC100V電源に完全対応している。通常、ブレード・サーバには200V電源が利用されるが、87%以上の電力変換効率を誇る小型パワー・サプライを搭載したことで、高密度なブレード・サーバでも100V電源に対応することができたという。
タワー型のメリットとしては、底部にキャスターが付いたことで移動が容易になった点や、ラックマウント型より設置スペースが少なくて済む点が挙げられる。同社エンタープライズ ストレージ・サーバ事業統括 ISSビジネス本部プロダクトマーケティング部の山中伸吾氏は、「これまでタワー型サーバを中心に使ってきたSMBにとって、(新エンクロージャは)ブレード・サーバ導入の壁を低くするものだ」と語った。同社は、新エンクロージャを用いたブレード・サーバをオフィス内へ設置することを想定している。同社によると、タワー型サーバと比べると新エンクロージャを利用したブレード・サーバのほうが、73%省スペース化されるという。
また、新エンクロージャには専用モニタやキーボードが不要だ。ネットワーク・ケーブルを介して直接PCと接続し、すべての操作をPCから行える。そのため、電源ケーブルとネットワーク・ケーブルさえ引くことができれば、オフィス内のさまざまな場所に新エンクロージャを設置可能である。ただし、キーボードやモニタを直接エンクロージャに接続できるKVMオプションも用意されている。
c3000 タワーエンクロージャの価格は61万7,400円から。ラックマウント型のc3000は48万1,600円からであり、10万円ほど高くなっている。これは、標準搭載するパワー・サプライの数を従来の2個から4個へ、ファンの数を4個から6個にそれぞれ増やしたためだ。同社の山中氏は、「パワー・サプライとファンは後から増設するユーザーが多く、あらかじめそういった増設傾向を見越して対応した結果だ」と説明した。
なお、c3000 タワーエンクロージャは近日中に出荷される予定である。
| HP BladeSystem c3000 タワーエンクロージャの背面(写真左)と正面(写真右)。背面の水色のケーブルはノートPCと接続するネットワーク・ケーブルで、黒いケーブルは電源である。これだけでPC上からブレード・サーバの管理ができる容易な構成だ |
(山上朝之/Computerworld)
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