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[米国]
【Chadwick調査】
WiMAXの導入企業、2009年には3割超へ
モバイル関連への積極的な投資姿勢も浮き彫りに
(2008年05月26日)
米国の調査会社Chadwick Martin Baileyが発表した調査リポートによると、現在、全企業の約半数が3G(第3世代)携帯電話サービスを利用しており、3分の1以上が2009年中にWiMAXの導入を検討しているという。
社員数1,000人以上の企業に勤める114名のIT部門の意思決定者を対象にした今回の調査では、全企業の48%強がすでに3G携帯電話サービスを使っており、約22%が12カ月以内に同サービスを使用するつもりだと回答している。また、現時点でWiMAXサービスを利用している企業は10%にも満たないが、今後12カ月以内に導入を計画している企業が37%に上ることも判明した。
今回の調査結果では、企業ユーザーがモバイル機器およびモバイル・サービスへの投資に積極的である現状が浮き彫りになった。例えば、対象となったIT部門の意思決定者の過半数(69.3%)は、Wi-Fi経由のデータ・アクセスを社員へすでに提供していると答えている。
反対に、Wi-Fi経由のデータ・アクセスを提供する予定はないと回答した割合は、10%以下だった。また、広範な利用が可能になるのは今年後半からであるにもかかわらず、WiMAXサービスをすでに使っている、もしくは2009年中に導入する予定との回答は46%以上に達した。
エンタープライズ用途でモバイル・アプリケーションを使用する目的としては、企業ユーザーの80%以上が社員の生産性向上および所在確認を挙げている。コスト削減のためにモバイル・アプリケーションを導入しているとの回答は、36%しかなかった。
一方、回答者の半数以上がワイヤレス技術の利用によるデータの安全性を懸念しており、3分の2以上がWi-Fiの広範な導入で組織がセキュリティ上の脅威にさらされやすくなると回答している。
自宅からVPN(Virtual Private Network)経由で企業データにアクセスする社員が増えたことで、社員の動向を企業が管理しきれなくなってきており、ワイヤレス・セキュリティの確立が企業にとって重要な課題となってきた。Lockheed Martin Information SystemsのCIO、ペリ・ネジブ(Perri Nejib)氏は先ごろ、Network World米国版に対し、「企業ネットワークは、社員個人とともに彼らの自宅やホテルの一室、自動車やコーヒー・ショップへ移動するようになった」と語った。
そのほかにも、次のような調査結果が出ている。
●企業ユーザーは、カナダのResearch In Motion(RIM)のスマート・フォン「BlackBerry」のセキュリティ機能を最も高く評価した。BlackBerryの強固なセキュリティ機能に言及した回答者は、全体の41.2%に上っている。また、BlackBerryがいちばん使いやすいと回答した者は38.6%、ヘルプデスクに頼る頻度が最も少ないとした回答者は36.8%となった。ただし、アプリケーションの互換性と利用可能なデバイスの種類でトップにランクされたのは、Microsoftのモバイル機器向けOSであるWindows Mobileであった。
●回答者のおよそ半分(45.6%)が、最もすぐれた企業向けモバイル・サービスを提供しているのはVerizon Wirelessだと答えている。第2位は、AT&T Wireless(32.5%)、第3位はSprint Nextel(14%)となった。
(Brad Reed/Network World米国版)
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