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[米国]
ブロードコム、クアルコムを今度は反トラスト法違反で提訴

(2005年07月06日)

 米国ブロードコムは7月1日、携帯電話チップ・メーカーの米国クアルコムのライセンス供与慣習が不公正であるとして、同社を反トラスト法違反のかどで米国連邦地方裁判所に提訴した。

 ニュージャージー州の米連邦地方裁判所に提出した訴状で、ブロードコムは、クアルコムが無線標準策定プロセスを悪用している、携帯電話無線標準のための技術を公正かつ適正な条件でライセンス供与していない、その他の反競争的行為を行なってきたと告発した。

 CDMA(符号分割多重アクセス)方式携帯電話のチップセットにおけるクアルコムの「独占」が、米国での携帯電話機の割高な価格設定につながった、とブロードコムは主張している。また、今回の訴訟の目的は、新しい3G(第三世代)携帯電話機について同じことが起こるのを防ぐことだ、とブロードコムは7月5日に説明した。

 「クアルコムの独占的行為は、競争を制限し、技術革新を妨げ、ひいては消費者やサービス・プロバイダーに損害を与えるものだ」と、ブロードコムは声明のなかで述べている。この件について、クアルコム側のコメントは得られていない。

 ブロードコムによると、クアルコムのライセンス供与協定は、「通信業界の標準に組み込まれた技術に対して、公正かつ適正かつ無差別的なライセンス供与条件を設定する」としていた同社の公約に違反しており、その独占権濫用には、差別的なロイヤルティの請求、二重ロイヤルティの徴収、ライセンシーにへの広範すぎるクロスライセンス権の要求が含まれるという。

 ブロードコムは今回の提訴で、金銭的な損害賠償と、不公正であると同社が申し立てたクアルコムの商慣行を禁止する裁判所の終局差止命令を求めている。

 訴状の写しはhttp://www.broadcom.com/qualcomm_antitrust.pdfにある。

(Originally reported by James Niccolai, IDG News Service 07/05/2005)

(IDG News Service)






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