【 ここから本文 】
- TOP
- > News : モバイル&ワイヤレス
- >
モバイル&ワイヤレス
ソーシャルブックマークに登録 :
印刷用ページの表示
[米国]
クアルコム、ブロードコムを特許侵害で提訴
(2005年07月12日)
米国クアルコムは7月11日、米国ブロードコムを7件の特許侵害で提訴したことを明らかにした。
今回、サンディエゴのカリフォルニア州南部地区米連邦地方裁判所に提出された訴状によると、クアルコムは、GSM方式の携帯電話機に関する同社の6件の特許と、Wi-Fi無線LAN機器向けの半導体チップに関する同社の1件の特許でカバーされている技術を、ブロードコムが許可なく使用していると主張している。
GSM関連の侵害は、クアルコムが他に先駆けてCDMA無線機器で実現し、GSMに追加された機能に関するものだという。「クアルコムの知的財産がCDMAに限定されていると考えている人は、当社の事業活動の広範さや、当社の知的財産を生み出している当社の研究開発の規模を見過ごしている」と、クアルコムの上級副社長で法務責任者のルイス・M.・ルピン氏は声明の中で述べている。
また、クアルコム広報のエミリー・ジン・キルパトリック氏は、この提訴の主目的は、クアルコムの知的財産を守ることだと強調した。クアルコムとしては両社の特許権問題は交渉によって解決したいと望んでいたのに、ブロードコムは訴訟を選んだ、と同氏は語った。
一方、ブロードコムは声明で、今回のクアルコムによる提訴は、同社の相手取った特許侵害訴訟に対する反応にすぎないとしている。
5月にブロードコムは、クアルコムが同社の10件の特許を侵害しているとして2件の特許侵害訴訟を起こした。同社はこれらの訴訟で、マルチメディア携帯電話のための各種技術、たとえば、QChat、デジタル・ビデオ符号化/復号、音声ビデオ同時伝送や、Bluetooth使用に焦点を合わせている。
また、ブロードコムは今月、クアルコムを相手取った反トラスト法訴訟を起こし、そのCDMA技術ライセンス供与慣習が不公正であるために米国において携帯電話機が割高になっていると主張した。また、この提訴の目的は3G市場で同じことが繰り返されるのを防ぐことだ、と同社は表明した。
多くのGSM携帯電話サービス会社では、マルチメディア配信、高いデータ伝送速度、その他の改良点に関連した一部の3G(第三世代)サービスのために、WCDMA(ワイドバンドCDMA)と呼ばれるCDMA方式の一種を採用している。
このほか、5月にブロードコムは、米国ITC(国際貿易委員会)に、クアルコムに関する苦情申し立ても行なっている。
(Originally reported by Grant Gross, IDG News Service 07/12/2005)
(IDG News Service)


