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[世界]
【Gartner調査】
2007年3Qの世界携帯市場、MotorolaがSamsungに抜かれ3位に転落
「敗因は販売戦略と製品力」とGartnerが分析
(2007年11月28日)
米国Gartnerは11月27日、2007年第3四半期における世界の携帯電話販売台数を発表した。それによると、第3四半期の世界の携帯電話販売台数は前年同期比15%増の2億8,900万台となった。
携帯電話のメーカー別では、販売戦略の問題や魅力的な製品ラインアップの欠如といった面の影響で米国Motorolaが韓国Samsungに抜かれ、第3位に転落した。Motorolaのシェアは前年同期の21%から13%に縮小し、一方のSamsungはシェアを15%に伸ばした。またフィンランドのNokiaはシェアを38%に伸ばし、トップの座を堅持している。
Gartnerのリサーチ・ディレクター、カロリーナ・ミラネージ(Carolina Milanesi)氏によると、Motorolaは第3四半期だけでなく、2006年末ごろからすでに苦戦しており、「今回の結果は取り立てて意外なものではない」という。同氏はMotorolaの敗因として、「小売りチャネルにおける販売戦略の不備」「数年前に『RAZR』シリーズで好評を博して以来、魅力的な製品を投入していないこと」を挙げた。
Motorolaがこうした流れを逆転させられるのは、2008年下半期に新モデルをリリースしてからとなりそうだ。同社は過去にも第3位に転落したことはあるが、ほとんどの四半期で2位を維持していた。
一方、第2位に躍り出たSamsungは超薄型モデル「Ultra Edition II」の人気に牽引され、第3四半期には4,200万台の携帯電話を販売した。特に欧州地域での健闘が目立ち、20%のシェアを記録している。
そして、首位を堅持したNokiaは、第3四半期にSamsungの2倍以上、Motorolaのほぼ3倍に当たる1億1,000万台の携帯電話を販売した。「Nokiaはすべての面で順調だ」とMilanesi氏は指摘している。なお、4位以下は英国Sony Ericsson(シェア9%)、韓国LG Electronics(同7%)となっている。
地域別では、インドが急速な伸びを示し、販売台数は2,450万台を記録。アジア太平洋地域の販売台数は前年同期比26%増、欧州は同15%増、北米地域は同10%増となった。Gartnerは、第4四半期の市場動向について「世界の携帯電話市場は10%から15%の成長率で引き続き拡大する」との予測を示している。
(James Niccolai/IDG News Service パリ支局)
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