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[国内]
シンビアン、今後の事業戦略を発表――「Symbian OS機種が3,000万台を突破」と堅調ぶりもアピール
Googleの「Android」には静観の構え
(2008年01月18日)
| シンビアンで代表取締役社長を務める久晴彦氏 |
シンビアンは1月17日、2008年度以降の事業戦略に関する報道関係者向け説明会を開いた。
説明を行った同社代表取締役社長の久晴彦氏は、2007年11月末時点で、Symbian OS搭載スマートフォンの出荷台数が3,000万台を突破したことを挙げ、「出荷台数3,000万のうち、1,500万台は2007年の出荷分だ。この数字(1,500万台)は、2007年に全世界で出荷されたSymbian OS搭載スマートフォンの約25%を占めている」と語り、日本市場での堅調ぶりをアピールした。
調査会社のテクノ・システム・リサーチによると、2007年上半期末時点でのFOMA市場におけるSymbian OSのシェアは、前年同期の50%から15ポイント増の65%に達したという。
久氏は2008年以降の同社の取り組みとして、(1)拡大する帯域幅のサポート、(2)グラフィカルなユーザー・インタフェース(UI)のサポート、(3)セキュリティ&クオリティ&パフォーマンスの確保を挙げ、それぞれの内容を説明した。
| シンビアンが示す2008年以降の見通し |
拡大する帯域幅のサポートとしては、「今後はHSUPA(High Speed Uplink Packet Access)やWiMAXといった“太いパイプ”が登場する。携帯電話の専業OSベンダーとして、携帯電話ベンダーやオペレーターが、拡大する帯域幅にスムーズに対応できるようサポートしていく」と語った。
グラフィカルなUIのサポートでは、「太いパイプが普及するに従い、その利用方法にも“幅”が出てくる。そうなれば、従来は文字だけで提供されていたコンテンツやサービスは、グラフィカルなものにシフトしていくだろう」としたうえで、「その際にコンテンツ・プロバイダーが新しいコンテンツ/サービスをスムーズに提供できるようにサポートするのが、われわれの役目だ」という見解を示した。
セキュリティ&クオリティ&パフォーマンスの確保については、「携帯電話OSがフリーズしたり、リブートしたりすることはあってはならない」とコメントし、「地味ではあるが、品質保証とセキュリティの確保は責任を持って取り組んでいく」という姿勢を強調した。
また久氏は、Googleの携帯電話プラットフォーム「Android」について、「(Googleの)発表以降、Androidをどう迎え撃つのかと聞かれるが、(Androidは)まだ発表段階なので、具体的にコメントするのは難しい」としながらも、「われわれの経験上、一定水準の品質やパフォーマンスを維持し、バージョンアップやアプリケーションの互換性を確保しながら、さまざまなコンポーネントをインテグレーションすることは非常に難しいと断言できる。この問題をどうやってクリアしていくのか、今後に注目している」と、現時点では静観する構えであることを明らかにした。
(鈴木恭子/Computerworld)
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