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[世界]
Appleが世界シェア3位へ躍進――2007年4Qのスマートフォン市場

米国でも28%のシェアを獲得して第2位に

(2008年02月06日)

 市場調査会社の英国Canalysは2月5日、2007年第4四半期におけるスマートフォンの世界市場において、米国Appleが6.5%のシェアを獲得して第3位になったと発表した。

 世界トップはフィンランドのNokiaで、52.9%のシェアを獲得している。2位のカナダResearch In Motion(RIM)は前年同期比121%増と出荷台数を大きく伸ばし、11.4%のシェアを獲得した。Appleは同社製携帯端末「iPhone」の販売地域がまだ限定的にもかかわらず、米国Motorolaを僅差で上回り3位へと躍進した。


スマートフォンの世界市場シェア

 Canalysによれば、Appleは2007年第4四半期の米国スマートフォン市場でも28%のシェアを獲得し、同市場でシェア・トップ(41%)のRIMに次ぐ第2位につけている。

 iPhoneは、発売されてから半年足らずにもかかわらず、2007年第4四半期の米国市場でWindows Mobile搭載端末の販売台数を上回ったという。同四半期のWindows Mobile端末は21%のシェアで、Appleに次ぐ第3位となっている。

 iPhoneは、米国市場でスマートフォンに対する消費者の関心を再び喚起する役割を果たしたようだ。スマートフォンや無線通信端末といった高性能携帯端末の出荷台数は、2007年第4四半期に米国で前年比222%増と大きく拡大している。

 さらにiPhoneは、欧州/中東/アフリカ(EMEA)地域でも好調な売行きを示している。同地域においては、2007年第4四半期の半ばから3カ国限定で販売されただけだが、Appleは英国Sony Ericsson、韓国Samsung、米国Palmを押さえ、Nokia、RIM、台湾HTC、Motorolaに次ぐ第5位のシェアを獲得した。

 ただし、Canalysのアナリスト、ピート・カニンガム(Pete Cunningham)氏は、「Appleは携帯端末市場で大成功を収めたが、この勢いを持続するのは難しいはず」と語る。従来、1種類のデザインしか提供してこなかったベンダーは、それがいくらすぐれたデザインであろうと、苦戦を強いられるのが常だったからだ。つまり、Appleが携帯端末市場でシェアの拡大を狙うのであれば、端末のデザインを増やしたり、それを刷新したりする必要があるという。

 また、Canalysによると、端末メーカー各社は高い価格帯で販売できるスマートフォンに注力しているものの、スマートフォンは2007年における世界の携帯端末市場全体では、わずか10%のシェアを占めるにとどまっているという。

(Nancy Gohring/IDG News Service シアトル支局)






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