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[米国]
Microsoft、モバイル・ソフト・ベンダーのDangerを買収へ

同社モバイル部門強化の一環

(2008年02月12日)

 米国Microsoftは2月11日、モバイル・アプリケーション/プラットフォーム・ベンダーの米国Dangerを買収すると発表した。すでに両社は買収合意に達しているという。なお、買収金額/条件は明らかにされていない。

 カリフォルニア州に拠点を構えるDangerは、モバイル・デバイス向けゲーム、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)、Webメール、Webブラウザなどの開発をはじめ、モバイル・プラットフォームも提供している。また同社は、米国T-Mobileが提供している「Sidekick」(シャープ製)の開発を手がけたことでも知られている。

 ちなみにDangerの創立者であるアンディ・ルービン(Andy Rubin)氏は、米国Googleが発表したオープンソースの携帯電話向けプラットフォーム・プロジェクト「Android」の中心的な人物である。

 すでにMicrosoftはモバイルOSの「Windows Mobile」を自社開発している。Danger買収後、Dangerのプラットフォーム/サービスがWindows Mobileに統合されるのか、現在Dangerが提供しているサービスのサポートがどのような形で継続されるのかは明らかにされていない。

 その一方、MicrosoftはDangerの買収に関する声明文で、Dangerが提供しているサービスを同社のMSN、Xbox、Zune、Windows Live、Windows Mobileなどのサービスと合体させる意向を明らかにしている。

 なお買収後、Dangerの社員は、Microsoftのエンターテインメント&モバイル部門に配属されるという。

 今回の買収についてSidekickユーザーらは複雑な反応を示している。Sidekickユーザーらのオンライン・フォーラムでは、「Microsoftに買収されることでDangerに多額の開発費が投入されれば、さらによいサービスが提供されることになる」と書き込んだユーザーもいれば、「(Microsoftの買収で)Dangerが今まで提供してきたサービスは打ち切られるのではないか」という不安を書き込むユーザーもいた。

 Microsoftは最近、コンシューマー市場のマーケティングのエキスパートを新たな幹部として雇い入れ、Windows Mobileのユーザー数を増加させようと注力している。Dangerの買収も、同社モバイル部門強化の一環として行われたようである。

(Nancy Gohring/IDG News Service シアトル支局)






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