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[スペイン] 【MWC 2008】
Sony Ericsson、同社初のWindows Mobile携帯「XPERIA X1」を発表

格納式キーボードを採用したスマートフォンで、iPhoneに対抗

(2008年02月12日)

 スウェーデンのSony Ericsson Mobile Communicationsは2月11日、同社にとって初となるWindows Mobileを搭載した携帯電話機「XPERIA X1」を発表した。同製品は、スライド方式でQWERTYキーボードを実装したスマートフォンで、2008年後半にリリースされる予定だ。

Sony Ericssonの新製品、XPERIA X1は「アーク・スライダー」という名称のごとく、美しく湾曲したボディが特徴だ

 XPERIAは、日本のソニーとスウェーデンのLM Ericsson Telephoneが2001年に設立した合弁会社であるSony Ericcsonが単独で開発した、初めてのブランドになるという。

 価格はまだ明らかにされていないが、初号機となるX1モデルの主な仕様は公表されている。 通信規格は、比較的低速なGSMおよびEDGEネットワークに加え、HSDPA/HSUPAおよびWi-Fi標準にも対応する予定という。
 ボディ・サイズは4.3×0.7×2.1インチ、重量は5.1オンスで、ワイド型VGA液晶タッチスクリーン・ディスプレイと3.2メガピクセルのデジタルカメラを搭載する。このタッチスクリーンは、Appleの「iPhone」を意識したデザインとなっているが、iPhoneと違って、「アーク・スライダー」と呼ばれる方式で格納されるハードウェア・キーボードを備えている。

 ソフトウェア面では、Windows Mobile 6の標準アプリケーションである「Office Mobile」(「Outlook Mobile」「Word Mobile」「Excel Mobile」「PowerPoint Mobile」で構成)と、「Internet Explorer Mobile」などのアプリケーションがプリインストールされて出荷される。

 J.Gold Associatesのアナリスト、ジャック・ゴールド(Jack Gold)氏は、Sony Ericssonの新しいスマートフォンの発表を「興味深い」と評した。Sony EricssonがモバイルOSのSymbian上で動作する独自のユーザー・インタフェース「UIQ」に固執しないとなれば、欧州におけるWindows Mobileのプレゼンスが拡大する可能性があるからだという。

 「これから作るスマートフォンが、UIQから脱却し、Windows Mobileへ移行するのが妥当なのかどうかを判断するための取り組みなのだろう」とGold氏。さらに同氏は、Sony Ericssonはこの新製品をきっかけに、Googleが提唱するモバイル・プラットフォームである「Android」ベースのデバイスを早々にリリースするかもしれないと指摘した。

 Sony Ericssonは、スペインのバルセロナで開催されたモバイル系製品/技術のコンファレンス「Mobile World Congress 2008」で今回の発表を行った。同社はほかにも、デジタルカメラ機能が売りの「Cyber-shot」携帯電話シリーズの新製品2機種も披露している。同社は、2007年に世界で1億台以上の携帯端末を販売している。

(Matt Hamblen/Computerworld米国版)






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