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[米国]
【インタビュー】
アバイアのCEOが語る「統合コミュニケーションの新境地」
新アプリ・サーバで企業コミュニケーションのあり方を変える
(2008年10月29日)
米国アバイア(Avaya)のCEOを務めるチャールズ・ジャンカルロ(Charles Giancarlo)氏は、先に開催されたAvayaのアナリスト向け年次ミーティングで、企業のビジネス・アプリケーションにコミュニケーション機能を直接統合できる新たなアプリケーション・サーバ「SIP Application Server」を披露。同製品を通じて、企業ユーザーをはじめ独立系ソフトウェア・ベンダー(ISV)に統合コミュニケーション基盤を提供していくことを明らかにした。そのジャンカルロ氏に、新製品の役割や世界不況の影響について聞いた。
Tim Greene/Network World米国版
| 米国Avayaの社長兼CEO、Charles Giancarlo氏 |
AvayaのSIP Application Serverは、同社が昨年買収した英国ユビキティ・ソフトウェア(Ubiquity Software)から手に入れたキャリア向けの同名製品「SIP Application Server」をベースにしている。Avayaでは、自社のエンドポイント・ソフトウェアをアップグレードして携帯電話などのコンシューマー製品でユーザーが使い慣れた機能をサポートしていく考えだ。
――SIP Application Serverのリリース予定を教えて欲しい
現在、ベータ・バージョンの段階にあり、来年初めにリリースする予定だ。SIP Application ServerはSIP(Session Initiation Protocol)エンジンに基づく新しい機能セットで、音声システムにとどまらず、きわめて拡張性の高いコミュニケーション・システムに対応する。完全なオープン・システムであり、サードパーティはシステムにつなぐSIPベースのアプリケーション/エンドポイント(またはそのいずれか)とデバイスを開発できるようになる。これらは(統合コミュニケーション環境)の利用と管理の両方に適用できる。
――新サーバによって顧客はどのようなメリットを得られるのか
非常にスケーラブルな環境が提供され、従業員数が数万人から数十万人規模の企業にも対応する。こうした企業でSIP Application Serverを採用すれば、(全社員のコミュニケーションを)フル統合した全社レベルの運営が実現するだろう――こうした製品はこれまで存在しなかった。マルチベンダーのテレフォニーおよびコミュニケーション環境を持つ企業には高度な柔軟性がもたらされ、マルチベンダー環境が、一貫性のある統合コミュニケーション環境へと移行される。
――顧客はこれまで使っていた機器を使い続けることができるという意味か
レガシー機器を利用できるだけでなく、ダイアルプランも変える必要がない。異種ベンダー製品も意識せずに共通機能を利用できる。ユニークなエンドポイントを新たに利用することも可能だ。例えば、携帯電話とSIP機能とを連携させることにより、外線に加えて内線のダイアルプランも統合でき、メッセージングが可能になる。
同じことがデスクトップ・アプリケーションにも言える。SIPをデスクトップ・アプリケーションに統合すれば、例えば通話相手とアプリケーションやデータを共有したい場合、あらためてアプリケーション環境を呼び出すセットアップ・プロセスを経なくても共有できるようになる。
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