【 ここから本文 】
- TOP
- > News : ネットワーキング
- >
ネットワーキング
ソーシャルブックマークに登録 :
印刷用ページの表示
[米国]
HPとスリーコムがスイッチ新製品を発表/HPのシスコ対抗製品投入は延期
(2005年06月08日)
米国ヒューレット・パッカード(HP)は、シスコシステムズの製品に対する強力な対抗馬となるはずのコア・スイッチの発表を延期しており、別の製品を今週発表した。一方、同じくシスコへの対抗を狙う米スリーコムは、中国の華為技術(Huawei)との技術提携から生まれた新たな製品を今週発表している。
1年前に、HPはリバーストーンからコア・スイッチ技術のライセンスを受け、インテリジェント・エッジ・ネットワーク向けに設計した低価格のコア・スイッチを投入すると約束した。この8100スイッチは、昨秋発表される見通しだったが、遅れている。
HP英国のProCurve担当マネジャー、ジョン・ウェザーオール氏は、「8100の投入スケジュールは若干延期された。当社ではまだ品質テストを行なっている最中であり、市場に出す時点で、信頼性と堅牢性を確保することを目指している」と説明している。
HPは6月6日に、ファウンドリー・ネットワークスのOEM品であるシャーシ型スイッチ「ProCurve Routing Switch 9400」を出荷したが、ウェザーオール氏によると、これは8100の投入遅れによって生じた間隙を埋めるための製品投入ではない。「9400は、以前から計画されていたものだ。リバーストーンの技術を買収する前から、この製品の出荷は決まっていた」と、同氏は語る。
8100スイッチと9400スイッチの設計は大きく異なっており、顧客はしばらくの間、そのどちらも必要とする、とウェザーオール氏は語る。「顧客のネットワークでは、従来型のコア・スイッチ群と1つのインテリジェント・エッジ製品が混在するハイブリッド状況が生じようとしている」
9400は、32基の10ギガビットEthernetポートを備えた従来型のインテリジェント・シャーシ型スイッチであり、既存の9300シリーズに続く位置づけである。それに対し、8100は高速スイッチング・ファブリックであり、ネットワークのエッジを利用して優先順位設定や承認などの機能を実現するとされている。
9400は、今後実用化される40ギガビットEthernet標準にもブレードの交換によって移行できる設計になっているほか、将来を見越してIPバージョン6(IPv6)もサポートしている。
HPは、自社のデスクトップやワークグループ・スイッチに無期限の保証を付けているが、ファウンドリーOEMのコア・スイッチについては、1年間の保証と無期限のソフトウェア・アップグレード・サービスに留めている。なお9400は、9300と同様、小型のギガビット・スイッチや10ギガビット・スイッチを集約することを目的とした
今回HPは、製品とともに無償で提供しているスイッチ管理ソフトウェア「ProCurve Manager」と、その有償バージョンである「ProCurve Manager Plus」もアップグレードした。Plus版は、sFlowモニタリング機能とファームウェアの自動アップグレード機能を備え、ユーザーとネットワーク管理者を認証するRadiusサーバも含まれている。
一方、スリーコムは、ネットワーク・エッジ用のスタッカブル型の10/100/ギガビット・スイッチを新たに投入した。この「3Com Switch 5500G」は、最高8台、つまり384ポートまで積み重ねることができ、48×8=最高384ポートをサポートする。なお、スリーコムは昨年、華為ベースのコア・スイッチ「8800」を投入している。
(Originally reported by Peter Judge, Techworld (UK) 06/07/2005)
(Techworld (UK))

