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[米国]
旅客機だけでなく船舶にも:「Connexion by Boeing」インターネット接続サービスの利用が拡大

(2005年06月20日)

 衛星を経由する米国ボーイングのブロードバンド・インターネット接続サービス「Connexion by Boeing」の採用が、当初のターゲットであった航空会社だけでなく、海運会社にも広がった。

 ボーイングのConnexion by Boeing部門は先週、新たに2社の顧客を獲得した。6月15日に、米ティーケイ・シッピングが、一部の船舶に同サービスを導入すると発表した。また、パリ航空ショーで6月16日、オーストリア航空グループが長距離路線に同サービスを導入すると発表した。

 そのほか、北欧の通信会社テリアソネラが先週、Connexion by Boeingとのローミング契約を結んだと発表している。

 Connexion by Boeingは、衛星を経由して、インターネットに接続された地上局と旅客機の乗客の間での高速データ通信を実現する。衛星経由の通信速度は通常、航空機への下りが約5Mbps、インターネットへの上りが1Mbps。

 オーストリア航空はボーイング777 3機と同767 3機にConnexion by Boeingを導入する。2006年初めから設備の設置を開始し、各機で設置が完了しだいサービスを始める。オーストリア航空はこのほかに同サービスを追加導入するオプション契約も結んだが、対象機数は明らかにしていない。

 オーストリア航空によるConnexion by Boeingの採用は、欧州の航空会社としてはドイツのルフトハンザ、北欧のSAS傘下のスカンジナビア航空システムズに続いて3社目。

 ティーケイ・シッピングはConnexion by Boeingの初の海運業界の顧客。ボーイングは昨年、海運業者への同サービスの売り込みを開始しており、ティーケイは同社の船舶50隻に同サービスを導入する。同社は140隻のタンカーを運航しており、石油の海上輸送量で10%以上の世界シェアを占める。

 今回、ティーケイ・シッピングと契約した海運業向けのサービスでは、衛星経由の通信速度は、船舶への下りが5Mbps、インターネットへの上りが256Kbpsであり、インターネット・アクセス、電子メール、企業イントラネットへのアクセスなどのデータ・サービスをサポートする。

(Originally reported by Tom Krazit, IDG News Service 06/20/2005)

(IDG News Service)






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