【 ここから本文 】

ネットワーキング


ソーシャルブックマークに登録 : Yahoo!ブックマークに登録 はてなブックマークに登録 del.icio.usに登録 newsing it!に登録 Buzzurlにブックマーク livedoorクリップに登録 Slashdotにタレコむ イザ!ブックマークに登録 Twitterでつぶやく
print 印刷用ページの表示


[ベルギー]
マイクロソフトのEU競争法違反認定の適否、大法廷で審理へ

(2005年06月21日)

 欧州連合(EU)の行政執行機関である欧州委員会が昨春に下した「EU競争法違反」の認定に対して米国マイクロソフトが不服を申し立てている訴訟について、審理を担当する判事団が変更されそうだ。そうした変更は最終判決を大幅に遅らせるおそれがある、と欧州委側を支持する業界団体の一つの代理人は指摘している。

 欧州第一審裁判所(CFI)長官であるボー・ベステルドルフ裁判官は6月17日、この訴訟の全関係者に書簡を送り、フランス人のユベール・ルガル裁判官が率いる従来の5人の判事団(小法廷)による審理から、同氏が率いる13人の判事団(大法廷)による審理に切り替える計画を明らかにした。

 欧州委側を支持するIT企業5社の団体「European Committee for Interoperable Systems (ECIS)」の代理人、トーマス・ビニエ弁護士は6月20日、同団体や他の業界関係者は2006年半ばまでに判決が出ることを期待していたが、大法廷に変更されれた場合、判決が2006年末まで遅れる可能性があると語った。

 この訴訟では当初、今年10月か11月に審理が行われ、判決は来年の第2四半期か第3四半期に出されると見られていたが、「5人の判事は通常よりも迅速に審理を進めていた」ごとビニエ氏は語り、「大法廷が同じように迅速に動けるかは疑問」としている。

 さらにビニエ弁護士は、判決が遅くなればマイクロソフトに不利なあらゆる判決の執行に影響すると付け加えた。同氏は、先ごろ欧州委が、マイクロソフトのワークグループ・サーバ・ソフトウェアのライセンス条件に関する是正措置を同社が実施しなければならない期限を、この訴訟の判決が出されるまでに延期したことに言及し、最終判決が2006年中旬よりも遅れれば「市場への影響はきわめて大きい」と述べた。

 なお、大法廷での審理に切り替えるというベステルドルフ裁判官の提案に対し、マイクロソフト側も欧州委側も異議を申し立てないと見られている。

 ちなみに、ステルドルフ裁判官は、今回の動きの前に、競争法に関するフランスの専門家向けニュースレターに載ったルガル裁判官の記事に激怒したと伝えられている。この記事でルガル裁判官は、裁判所事務官たちの振る舞いは裁判官よりも力を持っている「アヤトラ(実力者、権威者)」のようだと述べていたという。


続報: 欧州連合(EU)の行政執行機関である欧州委員会が昨春に下した「EU競争法違反」の認定に対して米国マイクロソフトが不服を申し立てている訴訟について、6月に噂されていたとおり、審理を担当する欧州第一審裁判所(CFI)の判事団が変更されることが7月7日に決定された。

 フランス人のユベール・ルガル裁判官が率いていた従来の5人の判事団(小法廷)に代わって、今後は、CFI長官であるボー・ベステルドルフ裁判官が率いる13人の判事団(大法廷)が審理することになる。

(IDG News Service)





▲ページの先頭へ戻る


Insight

ネットワーク不通は続き、真相解明もまだ先――サンフランシスコ市IT局を襲ったWAN接続障害事件

「優秀なネットワーク管理者である私に嫉妬した上司らにはめられた」と容疑者

Insight 記事一覧





key Person

アバイアのCEOが語る「統合コミュニケーションの新境地」

新アプリ・サーバで企業コミュニケーションのあり方を変える

key Person記事一覧



Main Topics

SOA



Weekly Ranking

集計期間:11/15〜11/21



Computerworld Global
米国
英国
中国
ドイツ
オーストラリア
シンガポール
その他の国