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[国内]
F5ネットワークス、トラフィック管理アプライアンス「BIG-IP」にWebアプリケーション・ファイアウォール機能を統合
(2005年10月13日)
F5ネットワークスジャパンは今年10月13日、同社のトラフィック管理アプライアンス「BIG-IP」向けに、Webアプリケーション・ファイアウォール機能モジュール「Application Security Module(ASM)」の提供を開始したと発表した。
同製品により、1台のアプライアンスで、ネットワークの可用性を高めながらWebアプリケーション配信時の安全性を確保することが可能になる。さらには、トラフィック管理とセキュリティ機能の統合によって機器の削減が図られることから、ゲートウェイ周りの運用管理の手間とコストが抑えられるという。
Webアプリケーション・ファイアウォールは、ネットワーク層のトラフィックを監視する一般のファイアウォールやIDS/IDPでは防御しきれない、Webアプリケーションに対する攻撃からネットワークを守るためのセキュリティ技術である。
F5ネットワークスのWebアプリケーション・ファイアウォールは、アプリケーションごとに実行を認めるトランザクションをポリシーとして定めておき、それ以外のトランザクションはすべて拒否するという手法をとっている。
| F5ネットワークスジャパン プロダクト・マネジャー パトリック・ウォルフ氏 |
F5ネットワークスジャパンのプロダクト・マネジャーを務めるパトリック・ウォルフ氏は、「現在、Webアプリケーションはさまざまなセキュリティ・リスクにさらされているにもかかわらず、それらへの対策が十分に行われていない」と、Webアプリケーションに対するセキュリティ対策が急務であることを訴えた。
同社は、Webアプリケーション・ファイアウォール装置「TrafficShield」を提供しており、ASMは同装置で用いられている技術をベースとしている。そのため、今後のTrafficShieldの取り扱いが気になるところだが、ウォルフ氏によると、当面は同製品の販売を続行し、機能改善を図りつつ、来年度の上半期までにはモジュールとしてBIG-IPと同一のアプライアンスに統合することを計画しているという。
ASMは、BIG-IP 6400/6800 V9.2の上で動作し、すでにこれらの機器にモジュールとして組み込まれているため、ライセンス・キーを購入して入力するだけですぐに利用できる。また、同製品の価格は110万円からとなっている。
| ASMが利用可能なBIG-IP 6400 |
(今林敏子/Computerworld)



