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[米国]
シスコ、音声・Web会議製品のラティチュード社を買収へ
(2003年11月13日)
米国シスコシステムズは11月12日、オーディオ/Web会議システム「MeetingPlace」で知られる米国ラティチュード・コミュニケーションズを買収すると発表した。この買収を通じ、オーディオ・ビデオ会議およびWebベース・コラボレーション用のツールで、自社のマルチメディア・ネットワーキング製品ラインを増強するという。
シスコがラティチュードの全発行済み株式を1株当たり3ドル95セント、合計約8000万ドルの現金で取得し、ラティチュードのストック・オプションをシスコのストック・オプションに変換することで両社は同意した。買収取引はシスコの2004年度第2四半期(2003年11月〜2004年1月)のうちに成立する見通し。ラティチュードはナスダック上場企業(NASDAQ: LATD) で、本社(カリフォルニア州サンタクララ)がシスコ(カリフォルニア州サンノゼ)に近く、従業員は183人。買収成立後、ラティチュードはシスコのボイス・テクノロジー・グループの一部となって、シスコのオフィス内に移る予定。同グループ担当の副社長兼ゼネラル・マネジャー、ドン・プロクター氏によるとラティチュードからシスコに移籍する人数はまだ未確定という。
ラティチュードのMeetingPlaceには、ラティチュードのアプライアンス上で動作する会議ソフトウェアと、クライアント・システム上で動作する会議ソフトウェアがある。MeetingPlaceは、シスコIPコミュニケーション製品のラインナップに加えられる予定だ、とプロクター氏は語った。それは、Cisco AVVID(Architecture for Voice, Video and Integrated Data)アーキテクチャに基づき、1つのIPベースのデータ・ネットワークを介して音声、ビデオ(画像)、データすべてを送受できるようにするためのハードウェアとソフトウェアから成っている。
ラティチュードのソフトウェアは、すでにシスコのIPフォンやIP通話制御用のソフトウェア「CallManager」と密接な統合が可能であり、また、マイクロソフトのOutlookやIBMのLotus NotesおよびSametimeなどのエンタープライズ・アプリケーションともこれまで統合されてきた。したがって、企業の従業員がOutlookでオーディオ会議の予定を登録すると、MeetingPlaceがそれを時間通りに実行するために必要なネットワーク・リソースを確保する、とプロクター氏は述べた。また、ユーザーはシスコのIPフォンの表示画面を通じて、会議の予定登録や管理、会議への出席ができるという。さらに、MeetingPlaceは独自のユーザー・インタフェースを使用してスタンドアロン・システムとして稼働することもできる、と同氏は付け加えた。
(IDG News Service)



