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[国内]
ミラポイント、メッセージ・アプライアンスの製品ラインアップを刷新

(2006年04月04日)

 ミラポイントジャパンは4月4日、メッセージ・アプライアンス・サーバの新製品群「Mirapoint Message Server M5シリーズ」およびメール・セキュリティ・アプライアンス・サーバの新製品群「RazorGateシリーズ」を発表した。これにより、昨年末に発表されたエントリー・モデルを除くすべてのラインアップが刷新されたことになる。

 M5シリーズは、ハイエンド・モデルの「Mirapoint Message Server M5000」、ミッドレンジ・モデルの「Mirapoint Message Server M500」の2機種が新たに投入される。いずれも、SMTP、POP、IMAP、Webメールのメッセージ・サーバ機能を備え、セキュリティ機能として3つのスパム・メール対策機能と、ソフォスおよびエフ・セキュアのウイルス対策機能を搭載する。また、グループ・カレンダーやリソース・マネージャなどのグループウェア機能も備えている。

「Mirapoint Message Server M5000」

 ミラポイントジャパンの技術部長兼プロダクトマネジャー、徳久賢二氏は、「高さ1Uもしくは2Uの筐体に、企業の電子メール・システムとして不可欠なコンポーネントを収めた。電子メールに関してはミラポイントだけで十分に完結できる」と、アプライアンス製品ならではのメリットを強調した。

 新シリーズでは、ハードウェアのアップグレードにより、従来モデルに比べて最大25%のスループット向上を実現。また、メッセージ・サーバに最適化した信頼性の高い専用OSの最新バージョン「MOS3.7」や冗長性の高いRAIDストレージを搭載。内蔵ストレージも最大908GBまで拡張可能となり、数百万規模のメッセージ、数千規模のメール・フォルダにも対応するという。

 価格は189万円から。4月17日から順次出荷開始する予定。

 RazorGateシリーズは、スパム・メールや電子メールに添付されたウイルスなどをネットワーク・レベルで除去するメッセージ・ゲートウェイ・サーバ・アプライアンス。今回、新モデルとして、ハイエンド・モデルの「RazorGate500」、ミッドレンジ・モデルの「RazorGate350」、エントリー・モデルの「RazorGate100」の3機種が投入された。

 最大の特徴は、従来モデルに比べてスループットが最大40%向上したこと。これにより、1日当たり最大900万通以上のメール処理が可能としている。また、スパムと判断されたメールを隔離するための内蔵ストレージが最大225GBまで拡張できるため、数千ユーザーの大規模構成でも利用可能としている。

 スパム・メールのフィルタリングやウイルスの防御には、ミラポイント開発のアンチスパム・ウイルス技術「MailHurdle」、「RAPID Anti-Spam」、「RAPID Anti-Virus」などを採用。ウイルス検知機能としては、今回新たにエフ・セキュアのエンジンが追加された。

ミラポイントジャパン 技術部部長兼プロダクトマネジャー 徳久賢二氏

 価格は98万円から。徳久氏は、「当社のメール・セキュリティ・アプライアンスで100万円を切った初のモデル」と、コスト・パフォーマンスの高さをアピールした。

 ミラポイントは今後、テクノロジー・パートナーとの協業を深め、メッセージング関連のソリューション開発および提供に注力していく方針だ。具体的には、米国PGPと提携して電子メールの暗号化ソリューションを開発中のほか、米国フェイスタイム・コミュニケーションズと共同開発したIM監視ソリューションの日本語版を、間もなく国内でリリースする予定としている。さらに、メールのアーカイブおよびバックアップをサポートするSOX法(Sarbanes-Oxley Act)対応ソリューションの開発も、ストレージ・ベンダー各社と連携しながら開発を進めているとしている。

 また、今後の販売戦略として徳久氏は、「従来の1次代理店中心の販売に加え、新しい販売パートナー制度を導入し、2006年中に15社程度の2次代理店を拡充していく予定」と説明した。

(大川 亮/Computerworld.jp)





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